『原神』にて、タワーディフェンス要素実装。元素システムを使ったミニゲーム「機関棋譚」


中国のゲーム開発会社miHoYoは2月10日、『原神』にてイベント「海灯祭」を開始した。イベント「海灯祭」では、璃月港でお祭りが開催されており、タワーディフェンス風のミニゲーム「機関棋譚」が可能になっている。またイベントを進めていくと、璃月港のキャラクターを対象に星4キャラクターが1人もらえるようだ。


「機関棋譚」は、璃月港に展示されている海灯祭の催しの一つ。設定上は、璃月の住人である瑞錦が新たに発明した遊戯であり、海灯祭の期間中に機関棋譚を人々に遊んでもらうことで、感想が聞きたいのだという。機関棋譚では、ヒルチャールなどの敵がゲートから現れ、決まったルート上を進行してくる。敵がゴールにたどり着かないようにダメージを与えて倒し、より高いスコアを目指すのが機関棋譚の目的だ。

しかし、遊戯である機関棋譚での対局中は、旅人は直接敵へ攻撃できない。そこで、機関と呼ばれる施設を盤上へ設置。機関の能力によって敵を攻撃したり、敵の進行を妨害したりなど、奇術点を支払って機関を設置することにより機関棋譚のクリアを目指す。


機関棋譚の特徴は、『原神』の元素システムが採用されている点だ。機関の中には、水元素や炎元素など、元素をともなう攻撃を繰り出すものがある。たとえば、水元素の機関で敵の集団に水元素の影響を与えた後、氷元素の機関によって敵を凍らせたり、炎元素によって大きなダメージを与えたりといった、元素システムを利用した戦略が可能。『原神』のゲーム内で普段から利用している元素システムを使って、タワーディフェンスが繰り広げられるわけだ。壁やユニットを使った敵の進行方向の変更や妨害こそできないものの、奇術点の足りない最初をどう凌ぐのかといった序盤の攻略や、マップと敵にあわせた機関の配置場所の工夫など、ミニゲームながらタワーディフェンスとしてしっかり遊べる内容になっている。

また、対局終了後にもらえる奇術符を使って、機関の性能が強化可能。アップグレードによって機関ごとに特性が付与されるほか、挑戦する難易度が上がると敵のレベルとマップが変化する。そのほかウェーブの間には、対局中だけの特殊な強化や追加で敵を登場させるチャレンジなど、布陣玄術を一つ選んで発動できる。


原神』は、PlayStation 4/PC/iOS/Android向けに配信中。イベント「海灯祭」内のミニゲーム機関棋譚は、2月28日4時59分まで、前提任務2種類をクリアするとプレイ可能だ。また、機関棋譚をプレイして手に入る平安玉佩を1000枚消費すると、璃月港の星4キャラクター6人の中から、1人が獲得できる。