スタイリッシュ計算パズル『EQUALINE』Steam向けに2月8日配信へ。一筆書きで目的の数値を導き出す

丸ダイスは2月2日、『EQUALINE』Steam版を2月8日に配信開始すると発表した。『EQUALINE』は、一筆書きで目的の数値を計算するパズルゲームだ。

国内のインディー・同人ゲーム開発チーム丸ダイスは2月2日、『EQUALINE』Steam版を2月8日に配信開始すると発表した。リリース時には、1週間の15%オフセールも実施予定。なお本作は、itch.ioでは10ドルで販売されている。


『EQUALINE』は、一筆書きで目的の数値を計算するパズルゲームだ。盤上にはいくつかの数字と、加算/減算/乗算を表す記号が並んでいる。ステージごとにターゲットの数値と、数値を計算するために使用する盤面が表示されるので、一筆書きで計算を行い、ターゲットを導き出せればステージクリアとなるわけだ。


1人用のゲームモードは2種類。制限時間が迫る中、次々に展開される問題から答えを出し続ける「エンドレスモード」。制限時間が3秒しかない問題や、ターゲットとなる数値がわからない問題など、24の特殊なルールで正解を探り出す「ミッション」が収録されている。エンドレスモードにはさらに、標準的な問題に挑戦するスタンダード、簡単な問題を素早く解き明かすハイスピード、難しい問題が待ち受けるエキスパート、3つの難易度も用意されている。

またSteam版のリリースにあわせて、従来はイベント会場限定だった対戦モードがゲーム内へ登場。ローカルマルチをオンライン化するSteamサービスRemote play togetherを利用するか、オフラインの隣にいる誰かと、10本先取の早解き勝負が繰り広げられる。基本的なルールはシンプルではあるものの、制限時間による緊張感や一筆書きで計算するという少し変わったルール、次々に現れる問題を解き続ける疾走感が本作の魅力なのだろう。また、現在Twitter上でフォロー&RTキャンペーンが実施されており、抽選で30名に本作のSteamキーがプレゼントされるそうだ。

本作を開発している丸ダイスは、丸ダイス氏が代表を務める国内のインディー・同人ゲーム開発チームだ。本作においては、2019年8月のコミックマーケットで初頒布。以降はイベント会場で頒布が行われてきたが、オフラインイベントが開催されない現状や、パズルゲームのRTAイベントに選出されたことあり、2020年10月にitch.ioでダウンロード版が配信開始された経緯を持つ。また本作以外には、Nintendo Switch/Steam/Dlsiteで配信中のツリーハウスのナゾを解くパズルADV『Treehouse Riddle』など、3作品をリリースしている。

『EQUALINE』Steam版は2月8日に配信開始予定。itch.io版などにも対戦モードの追加アップデートは行われるほか、itch.io版の購入者にはSteamキーが配布予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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