カプコンは2月2日、『バイオハザード ヴィレッジ』クリエイターコメントを公開した。アートディレクターの高野友憲氏が、ユーザーに向けてメッセージを寄せているほか、今もっとも話題を集めているビッグなマダム・ドミトレスクにまつわる秘密も明かされた。
コメントの中で高野氏は、ドミトレスク家のコンセプトが「吸血鬼」であると明かした。妖麗さがコンセプトになっており、イーサンを執拗に狙う存在になるという。さらに夫人に関しては、国内海外問わずファンの皆様からの反響が高く、魔女たちが「ヴィレッジ」の立役者になりつつあることを開発スタッフ一同とても喜ばしく思っているそうだ。
ところでドミトレスクについて話題になったトピックといえば、「見るからに巨大な彼女の実際の身長はどれくらいなのか?」という問題だ。海外メディアKotakuは独自の計算により、約243cmではないかと算出(関連記事)。ところが実際には違った数字だったようで、高野氏によると夫人の身長は「ゲーム内の実測でヒールと帽子込みで290cm程」だという。ざっくり歩行者用信号より大きいといったところだろうか。しばしば国内ファンから、都市伝説「八尺様」になぞらえられてきたドミトレスク夫人だが、実際にはポポポのお姉さんも見下ろすほどの身の丈を誇っていたようだ。
現在、PlayStation 5向けには、本作のグラフィックとサウンドを味わえるビジュアルデモ『MAIDEN』が無料で配信されている。戦闘はないもののゲームの雰囲気が味わえる体験版である。ドミトレスクも登場するので、一早く婦人に会いたい人は、ダウンロードして絢爛たる城の内部を味わってみるといいだろう。また別途、本編の一部が試せる体験版も本年春の配信に向けて制作中だという。『バイオハザード ヴィレッジ』は現在、好評予約受付中。パッケージ版には限定特典(無償)として、ダウンロード版には予約特典(無償)として2つのDLCが用意されている。PlayStation 4/PlayStation 5のダウンロード版にはさらなる予約特典もプレゼントされる。