中国のゲーム開発会社miHoYoは2月1日、『原神』Ver.1.3「明霄、海に昇りて」のアップデート情報を公式サイト内にて公開した。先日公開されていた情報どおり、Ver.1.3では新たに風元素の星5キャラクター魈が登場するほか、2月11日からのログインボーナスではイベント祈願に使える”紡がれた運命”が合計10個配布予定。また、鍾離への調整もVer.1.3アップデートには含まれている。
『原神』Ver.1.3では、紀行報酬へ脆弱樹脂が追加される。この調整は、Twitter上で公開されていたQ&A内に記載されていたものだ。対象は大地紀行/天空紀行の双方で、レベル5/15/25/35/45の報酬として脆弱樹脂が各1個ずつ。天空紀行を解放している場合には、紀行報酬として脆弱樹脂が合計10個入手できる。天然樹脂の不足が解消されるわけではないものの、聖遺物の厳選などキャラクターが少しだけ育成しやすくなる。
キャラクターの育成関連では、入れたアイテムをキャラクター経験値素材、キャラクター育成素材、武器突破素材などに変換できる新便利アイテム「参量物質変化器」、キャラクター突破時に使用する宝石の元素属性を変換できる「変転の塵」も登場。武器強化時には、長押しで強化素材をすばやく増やせる機能も追加されている。
鍾離の調整も本アップデートで導入される。鍾離は、Ver.1.1で登場した岩元素の星5キャラクターだ。miHoYoは、鍾離を援護に秀でたキャラクターとして調整し、チームの主軸となるキャラクターを守る役割を担ってほしかったという。しかし、同キャラクターがゲーム内へ登場した後、プレイヤーから意見や要望が殺到。数万件の意見を収集した上で、調整が進められてきた。
調整後の鍾離は、元素スキル”地心”によって発生する玉璋シールドが、岩元素ダメージへの250%吸収効果から、全元素および物理ダメージへの150%吸収効果へ変更。玉璋シールドには、付近の範囲内にいる敵の全元素および物理耐性を20%低下させる効果が追加される。また、突破天賦2″贅沢な食饌”の効果には、通常攻撃/重撃/落下攻撃のダメージをHP上限の1.39%増加させる効果と、地心の岩柱および共鳴と長押しダメージをHP上限の1.9%増加させる効果が追加されている。これらにより、玉璋シールドによる火力補助と鍾離自身の火力向上が行われたわけだ。
また本アップデートでは、前述のとおり新しい星5キャラクター魈が登場し、2月17日16時59分までの期間はイベント祈願も開催。また、これまでピックアップ対象にはなっていなかった刻晴が、2月17日19時からのイベント祈願ではピックアップされる。なお、Ver.1.3期間中には、ほかのキャラクターのイベント祈願も開催予定であるという。
そのほか、ガイアの新しい待機モーションの追加、草スライムの戦闘状態判定の調整、璃月港の星4キャラクターが交換できるイベント海灯祭、地脈の花芽・蔵金の花および啓示の花の報酬が1日3回まで2倍もらえるイベント”地脈の奔流”(2月26日から)なども開催予定だ。
『原神』は、PlayStation 4/PC/iOS/Android向けに配信中。Ver.1.3は、2月3日に配信予定だ。