『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』2月になってできるようになること
先日1月28日に本年最初の無料アップデートがおこなわれた『あつまれ どうぶつの森』。2月の島々は四季の変わり目を迎える。北半球は雪解けの春へ、南半球は木々が色づきはじめる秋へと移り変わっていく。そして島の景色だけでなく、島内のイベントラインナップも変化する。本稿では、2月になって島に起きた変化や、月内に楽しめるイベントについて紹介していこう。
雪だるまとはまもなくお別れ
四季の変わり目を迎える島では、長らく続いたイベントの期限が差し迫っている。北半球の島は2月25日をもって暖かな春を迎える。それに伴い、12月半ばから舞い始めた雪の結晶が見られなくなるようだ。あわせて、コロコロと雪玉を転がして生まれる雪だるまともしばしのお別れとなる。「ゆきのけっしょう」「ゆきだるま」のイベント最終日は2月24日。期間終了までの間に「雪家具」、「雪だるま」シリーズの家具作成や、雪だるまの味のある訛った台詞を堪能してほしい。
一方、南半球の島でも「なつのかいがら」イベントが2月末で終了する。涼しげな夏にぴったりの家具がつくれるDIYレシピはすべて収集できただろうか。レシピは全9種類だが、「かいがらのリース」を除いて島を漂う風船から収集することもあり、まだコンプリートできていない方もいるかもしれない。海岸沿いで特別な貝殻を拾いつつ、澄みきった夏空を漂う風船も気にしておこう。
南半球では多くの昆虫が“いなくなる”
島の生き物については、先月からいなくなった生き物は少なく、ほぼ1月のラインナップから変化はない。2月から登場する生き物としては、1月の北半球ではハンミョウが、南半球ではスッポンやツクツクボウシなどが姿を見せている。
これらの新たに登場した生き物は、本作の発売月であった3月にも生息した生き物だ。つまりは、発売から約1年が経過し、7月に追加された海の幸を除く全種類の生き物が一度は島に登場したことになる。図鑑集めに熱心な方は、そろそろ虫・魚図鑑がコンプリートできたのではないだろうか。まだ図鑑に空きがあるという方は、引き続き魚釣りや虫捕りに励んでほしい。虫と魚、それぞれ全種類捕まえると、そのご褒美としてレアなDIYレシピが手に入る。
なお3月から秋を迎える南半球では、多くの昆虫がいなくなる。具体的にはクマゼミやアブラゼミ、ミヤマクワガタやオウゴンオニクワガタ、カブトムシやコーカサスオオカブトといったように、1月から生息していた夏ならではの虫たちが姿を隠すことになるのだ。カブトムシやクワガタは種類が豊富。高額で買い取ってくれるものも多い。今月のうちに小銭を稼いでおくのもいいだろう。
季節イベントは2周目に突入するものも
さて、ここからは2月に楽しめる季節イベントについて紹介していこう。北半球の島では「はるのわかたけ」イベントが始まる。本イベントは発売月の3月にもおこなわれていたイベントだ。懐かしく思う方も多いのではないだろうか。今後は本イベントのように、2周目となる季節イベントも増えてくるわけだ。
はるのわかたけが採れるようになるのは2月25日から。島に生えている竹をオノで叩くことで入手できる。島に竹を生やすには、マイルりょこうけんを使用することで行ける離島ツアーで集めよう。また、日曜に島を訪れるウリから手紙で貰える「たけのこ」を育てることでも竹になる。
はるのわかたけシリーズの家具は全部で10種類。レシピは空を漂う風船から集められるほか、「ながしそうめん」のレシピは島内放送で入手できる。作成できる家具には「しょいこ」「たけのこランプ」「たけのビックリばこ」といった、竹にまつわるキュートなデザインのものが取り揃えられている。イベントは5月末までと期間は長め。のんびり集めてほしい。
一方の南半球では、第4回目となる虫取り大会が開催される。開催日は第3土曜日の2月20日。今大会以降、南半球で虫取り大会がおこなわれるのは11月としばらく先のことになる。前回紹介した大会のコツも参考に、累計ポイントが300ポイントになると貰える記念品「きんのムシトロフィー」で部屋を飾ってもらいたい(関連記事)。
“シゲキテキ”なカーニバルが開催
北・南半球共通のものとしては、みんなで踊って盛りあがる「カーニバル」イベントが開催される。開催日時は2月15日。当日は島の広場にクジャクのダンサー「ベルリーナ」が訪れる。島の住民たちも、カーニバル用の衣装を着てイベントを盛り上げてくれるようだ。
カーニバル開催中の島では、島の空をさまざまな色の「はね」が舞うように。ベルリーナはこの羽を欲しがっている様子。虫あみで集めて渡してあげよう。ご褒美にとても情熱的なセクシーダンスを披露してくれるようだ。羽のなかには珍しい「にじいろのはね」も存在する。これをベルリーナに譲ってあげると特別喜んでくれるという。『とびだせ どうぶつの森』でもカーニバルにまつわるイベント限定家具と交換してくれたことから、本作でもイベント報酬となる限定家具が用意されているかもしれない。
ちなみに本日2月1日からは、カーニバルをより楽しむためのさまざまなアイテムを入手することができる。タヌキ商店では、カーニバルの飾りつけにぴったりな家具が並びはじめた。「カーニバルなパーカション」「カーニバルなかみふぶきマシン」などの全9種類が日替わりで販売される。家具の中にはカラーバリエーションが複数用意されているものもあり、先述した「にじいろのはね」を使用してリメイクできるようだ。また、エイブルシスターズではカーニバル用の衣装も販売されている。
さらには、タヌキ商店の戸棚で「ビバ!カーニバルリアクション」も販売中。お値段はちょっぴり値が張る19800ベル。使用すると「おどり」「のせる」「ビバ!」「かみふぶき」といった4種類の華やかなリアクションが覚えられるものだ。販売期間はカーニバル当日の2月15日まで。これらのアイテムをイベント当日までに集めて、住民たちと共に“シゲキテキ”なイベントを楽しもう。
なおカーニバルを楽しむためには、最新の更新データを適用のうえ、案内所の建物を完成させておく必要がある。加えて、現実時間の日時に合わせたNintendo Switch本体をインターネットに接続した状態で、ニンテンドーアカウントに連携済みのユーザーで起動する必要がある。ようは、現実の日時にあわせて開催されるイベントであり、本体時間を進めて先に楽しむことはできない仕様になっているというわけだ。イベントを楽しむ条件を満たしているか、しっかりチェックしておこう。
2月ならではのシーズンアイテムも盛りだくさん
たぬきショッピングでは、さまざまなシーズンアイテムが販売される。節分にぴったりな「まめまきセット」は2月2日まで販売中。道具として使用すると、実際にぱらぱらと豆を撒くことができる代物だ。おなじく販売中の「おうえんメガホン」も道具として使用できるアイテムだ。使用すると、手をバタバタとさせながらメガホンで応援する可愛げなリアクションをとることができる。おうえんメガホンの販売期間は2月15日まで。どちらも楽しいアイテムなので購入して試してみてほしい。ちなみに現在のエイブルシスターズにはオニの衣装も並んでいる。まめまきセットと一緒に購入して節分を楽しもう。
そのほか、2月14日までバレンタインデーにちなんだ「ハートのチョコレート」「ハートのバラブーケ」が販売中。リセットさんがモデルとなった「グラウンドホッグのもけい」も2月2日まで販売されている(関連記事)。2月10日には韓国の旧正月にちなんだ「ソルラルのおとしだま」や、中国の旧正月にちなんだ「しゅんせつのかざり」といったアイテムも追加されるようだ。こまめにたぬきショッピングを覗いてみるといいだろう。
以上のように、さまざまなイベントやアイテムが設けられた『あつまれ どうぶつの森』。四季の変わり目を迎える島に、2月ならではの彩りを添えてみてはいかがだろうか。