『あつまれ どうぶつの森』1月になってできるようになること

 

年越しイベントも終わって新年を迎えた無人島。『あつまれ どうぶつの森』では2020年3月発売以降、さまざまなアクティビティや季節イベントが追加されてきた。その盛りだくさんな内容のアップデートは、本年も続いていきそうだ(関連記事)。そんな無人島は新年を迎え、どのような変化が訪れたのか。本稿では1月になって島に起きた変化や、月内に楽しめるイベントについて紹介していこう。

年末限定アイテムに隠された遊び要素


本題に入る前に、年末限定で登場したアイテムについて少し触れておきたい。タヌポートのたぬきショッピングでは12月26日から大晦日までの6日間、シーズンアイテムとして年末行事にまつわる数種類のアイテムが購入できた。その中でも特筆したいのが「スパークリングサイダー」だ。このアイテム、今まで登場した食べ物とはアイコンが異なっている。他の食べ物は葉っぱのアイコンなのだが、スパークリングサイダーはしっかりとグラスに入った飲み物のアイコンで表示されているのだ。何故アイコンが分けられたのか。どうやらこのアイテムには、他の食べ物とは異なる特別な遊び要素が用意されているようだ。

スパークリングサイダーは飾るだけでなく、道具として手に持つことができる。手に持つと、炭酸がシュワシュワと音を立てながら浮かぶ様子が眺められる。手に持った状態でAボタンを押すと、グラスを高くかかげて乾杯する特殊なリアクションをとることも可能。さらに隠された要素としては、転ぶとグラスが割れるのだ。


筆者が確認したのは、グラスを持ってツタンカーメンを被っている時。古の被り物の効果で転んだ際、中の飲み物が辺り一面に飛び散り、リアルな音をたててグラスが割れてしまうのだ。意外な遊び要素が隠されたスパークリングワイン。年末のパーティーの後片付けをする前に一度試してみてはいかがだろうか。ちなみにグラスが割れるとアイテムは消失してしまうので要注意。

島の生き物のラインナップについて


さて、カウントダウンイベントが終わって新年を迎えた無人島。熱心なプレイヤーは、月替りで新たに登場する生き物が気になるところだろう。冬の北半球の島についてだが、残念ながら今月から新たに生息する生き物はゼロ。厳しい寒さを迎えたという事もあって、ラインナップの変化は寂しくなっている。1月末で姿を隠すアワビやロブスターといった、まだ捕まえていない生き物がいないか再度チェックしてみてほしい。

一方、夏の南半球では多くの生き物が新たに生息する。特に昆虫のラインナップが増えており、アブラゼミやヒグラシ、オオクワガタやオウゴンオニクワガタ、コーカサスオオカブトやヘラクレスオオカブトなどが採集できるようになった。魚としては桟橋で釣れるカジキや海で釣れるマンボウ、海の幸にはダイオウグソクムシやカブトガニが登場している。南半球のプレイヤーは、これらの新たに登場した生き物探しに勤しんでほしい。北半球のプレイヤーも、探し損ねていた生き物を見つけに遊びに行ってみるといいかもしれない。

元旦のボーナスマイル


季節イベントとしては、本日元旦に案内所のタヌポートで500マイルが貰える。このマイルは、案内所が大晦日に休業していたお詫びとして配布されるものだ。なお、ログインボーナスは一旦リセットされたが、連続アクセス日数は最大の7日以上に設定されているのでご安心を。ちなみに案内所にいるしずえからは、元旦だけの特別な挨拶が聞けるのでお聞き逃しのないように。

オーナメント集めの期限迫る


また、北半球では雪の結晶集めや雪だるま作りが、南半球では夏の貝殻拾いが引き続き楽しめる。いずれも期限は2月下旬まで。期限が差し迫るものとしては、北・南半球のオーナメントイベントがある。オーナメントが集められるのは1月6日までだ。

オーナメントは島に生えている針葉樹のうち、きらきらと光る電飾が飾られたものを揺らすことで入手できる。島内に針葉樹が1本も生えていない方は植えておこう。木を揺らすことで落ちるオーナメントの種類は「あお」「あか」「きん」の3種類。それぞれは同じ木を揺らすことで何度でも入手可能だ。

拾い集めたオーナメントは、島の風船から手に入るオーナメント家具のDIYレシピの材料となる。レシピは全部で13種類。「ツリーのイルミネーション」「トナカイのイルミネーション」などのクリスマス向け家具のほか、「おまつりのコマ」「オーナメントのモビール」「ゆきのイルミネーション」といった冬中飾れるきらびやかな家具も取り揃えられている。レシピの入手には少々骨が折れるものの、入手し甲斐があるだろう。なお「オーナメントのリース」のレシピについては、イベントが無い日の島内放送で転送してもらえる。

釣り大会と虫取り大会のコツ


その他の季節イベントとしては、北半球では1月9日に釣り大会が、南半球では1月16日に虫取り大会が開催される。北半球では4回目、南半球では3回目の大会ということもあり、そろそろ効率的に進めたい方もいるのではないだろうか。そこで今回は、各大会を効率的に進められるコツを紹介したい。

まず釣り大会は、3分間で釣った魚の数に応じてポイントが貰える。多く釣るほど貰えるポイントが増える仕組みだ。よって効率的に進めるポイントは、とにかく数多く魚を釣ること。そのためには「サカナのまきエサ」が必須といえる。サカナのまきエサは、海岸の砂浜に潜むアサリを材料としてDIYで作成できる。大会前にできる限り大量に用意しておくといいだろう。さらにスタート地点となる案内所の近くに池を作成すれば、移動時間が短縮されてより効率を上げられる。池のサイズは魚影が発生する、まきエサが使用できる条件となる3×3以上にしておこう。


虫取り大会も釣り大会と同様に、3分間で捕まえた虫の数に応じてポイントが貰えるルールだ。数多くの虫を捕まえるのが効率的に進める秘訣となる。準備しておくと良いのが、くさったカブ・木・花畑をスタート地点となる案内所近くに設置すること。くさったカブは、日曜にウリから買ったカブを翌週日曜まで放置するとできあがり。くさったカブにはアリ が頻繁に寄ってくる。大会ルール上、虫の種類は何でもいいので数個置いておくと効率が上がる。木や花畑もくさったカブと同様に、案内所近くに虫を呼び寄せる目的で準備するものだ。木や花の種類は不問。できる範囲で設置場所を案内所近くに集めることがポイントとなる。

なお、いずれの大会もマルチプレイで参加することで貰えるポイントに協力ボーナスが付与される。参加費無料のおまけ付きだ。ソロで効率的に進めるのは作業感を感じるという方は、ぜひ友人同士で楽しみながら進めてほしい。

正月シーズンアイテムの追加


ちなみに、本日元旦からタヌポートのたぬきショッピングにシーズンアイテムが追加された。北・南半球共通で「2021ねんのアーチ」「かどまつ」「かがみもち」など、お正月にちなんだアイテムが並んでいる。販売期間は1月15日まで。玄関先などに飾ってほしい。

1月下旬には次回アップデートも


このように、現時点でも1月中にさまざまなイベントが楽しめる本作だが、次回の無料アップデートも1月下旬配信予定と告知されている。告知画像に写っているのは孔雀のベルリーナだ。過去作ではカーニバルイベントの踊り子として登場。さまざまな色の羽を集めてあげることで、カーニバルシリーズの家具が入手できた。本作でも、カーニバルにまつわるDIYレシピや限定アイテムが登場する季節イベントが楽しめるようになるのかもしれない。次回アップデートの告知を楽しみにしておこう。