大規模合戦シム続編『Ultimate Epic Battle Simulator 2』発表。万単位の軍勢による超壮大な戦いを見守れる、ストーリー要素も用意


デベロッパーのBrilliant Game Studiosは1月30日、『Ultimate Epic Battle Simulator 2』をPC向けに発表した。2021年秋に配信予定。本作は、タイトルのとおり“超壮大な戦いをシミュレート”する作品、『Ultimate Epic Battle Simulator』の続編である。
 

 
前作『Ultimate Epic Battle Simulator』は、いわゆる群衆シミュレーターの一種であり、さまざまな時代の兵士や動物、またゾンビやオークなどファンタジーのキャラクターや、チャック・ノリス似のおじさんまでをユニットとして用意。それらを軍勢として広大なマップに放ち、AIによる戦いの様子を眺めることができる作品である。特徴的なのはその“超壮大”さだ。プレイヤーのPCのスペック次第ではあるが、万単位のキャラクターが入り乱れて戦いを繰り広げる。

今回発表された『Ultimate Epic Battle Simulator 2』では、そうしたシリーズの特徴を受け継ぎながら、群衆レンダリングやAIをアップデート。GPUを積極的に活用することで、前作と比較して100倍の数のキャラクターを描画できるようになったという。基本的なグラフィックの品質やディテールも向上したとのこと。また、開発元Brilliant Game Studiosは独自のGPU群衆物理エンジンを開発中で、個々のキャラクターの行動判断やアニメーションなどを含め、これまでにないレベルに引き上げたいとしている。
 

 

 
さらに本作では、キャンペーンモードとしてストーリー要素のある複数の物語を体験できるほか、プレイヤーが自らのストーリーを作成したり、それをほかのプレイヤーと共有する要素も用意されるという。前作では、群衆の中のひとりとして戦いに参加することはできたが、特に物語性があるわけでもなく、またアクションや当たり判定は大味。あくまでAIによる戦いを見守ることがゲームプレイの中心だった。キャンペーンの詳細は不明だが、また新たな楽しみ方ができそうである。

『Ultimate Epic Battle Simulator 2』は、PC(Steam)向けに2021年秋に配信予定。前作では早期アクセスを実施したが、本作でもおこなうかどうかについてはまだ決めていないとのこと。なお、Steamでは前作『Ultimate Epic Battle Simulator』が無料配布中。2月2日3時までの期間限定となっているため、PCをアツくさせたい方はぜひこの機会に入手しておこう(関連記事)。