ADV『7年後で待ってる』Nintendo Switch版2月4日発売へ。7年前の約束と、病院に隠された秘密
京都のインディーゲームパブリッシャーroom6は1月28日、『7年後で待ってる』Nintendo Switch版を2月4日にリリースすると発表した。通常価格は1500円。2月18日までの期間は、30%オフの1050円で購入できる。
『7年後で待ってる』は、個人開発者のfumi氏が開発し、2017年にiOS/Android向けとしてリリースされたアドベンチャーゲームである。本作の主人公は、何らかのきっかけにより、幼い頃の記憶を失った高校生・空木ハルトだ。ハルトは、7年後の4月1日に少女と会う約束のシーンを、繰り返し夢で見ていた。しかし、現在の両親に引き取られる以前の記憶がないハルトには、その少女の名前や容姿すらもわからない。繰り返し見る夢が気になったハルトは、両親に頼んで7年ぶりの帰省を果たし、過去を少しずつ思い出していく。
幼い日に交わした再会の約束。7年前、病院で起こったという事故。LMDなる不治の病と隠された秘密。覚えていない、けれど確かに同じ時間を過ごした少年少女たちと再会したハルトは、彼らと交流する中で真実と相対する。
配信中のiOS/Android版では、可愛らしいボクセルで彩られたストーリーが、短いチャプター単位で進行。メインストーリー部分はエンディングまで無料で、クリア後のサイドストーリーやエピローグなどが課金要素となっていた。全世界で600万ダウンロードを突破しており、中国などでも人気があるそうだ。
またNintendo Switch版では、エピローグ/サイドストーリー/Encyclopedia/Sound Modeがエンディング後にそのまま解放される。スマートフォン版と大きな違いはなく、ほとんどそのままの移植となっているという。
本作を開発したのは、スマホ向けに個人制作ゲームアプリを作っているというfumi氏。本作以外では、現世で生まれる赤ちゃんに名前をつけるゲーム『いちばん良い名前をたのむ』をiOS/Andoird向けに配信中。また、同氏のツイートによると、今年は新作ゲームも出したいと考えているそうだ。
『7年後で待ってる』Nintendo Switch版は、2月4日に配信開始予定。2月18日までの期間は、30%オフの1050円で販売される。