『ポケットモンスター ソード・シールド』ランクバトル・シリーズ8では、禁止級の強力ポケモンたちが使用解禁。ザシアンやミュウツーなどが1体参加

株式会社ポケモンは1月22日、『ポケットモンスター ソード・シールド』のランクバトル・シリーズ8のレギュレーションを公開した。禁止級の強力ポケモンたちが使用解禁。

株式会社ポケモンは1月22日、『ポケットモンスター ソード・シールド』のランクバトル・シリーズ8のレギュレーションを公開した。2月1日から5月1日の期間適用されるシリーズ8のレギュレーションでは、ミュウツーやムゲンダイナなど、これまでランクバトルで使用できなかった特別なポケモンから1匹までランクバトルに参加させられるようになる。対象となる特別なポケモンは、以下のとおりだ。

ミュウツー、ルギア、ホウオウ、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、レシラム、ゼクロム、キュレム、ゼルネアス、イベルタル、ジガルデ、コスモッグ、コスモウム、ソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマ、ザシアン、ザマゼンタ、ムゲンダイナ、バドレックス、合計24体


『ポケットモンスター ソード・シールド』のランクバトルでは、2か月から3か月おきに切り替わるシリーズ単位で、これまでにもレギュレーションの変更が行われてきた。たとえば、2020年9月1日から2020年11月1日まで採用されていたシリーズ6では、シーズン8(2020年7月)にてバトルデータのランキング上位10体までに入っていたポケモンが使用禁止となる特殊ルールに。夢特性リベロを獲得し王者となったエースバーンや、リリース後からランクバトルで多く採用され続けてきたミミッキュやドラパルトといったランクバトルの使用率上位ポケモンたちが使用できなくなり、異なる環境でのポケモンバトルが繰り広げられた。

またそうしたルール変更とは別に、エキスパンションパス「鎧の孤島」「冠の雪原」の配信などにあわせた使用可能ポケモンの変更など、レギュレーションの変化によってランクバトルに少しずつ刺激がもたらされてきたわけだ。


今回発表されたシリーズ8のレギュレーションでは、これまで「特別なポケモンは使用できません」と使用禁止を明記されてきた強力なポケモンたちが、限定的に使用可能となる。設定上もそれぞれ強力ではあるものの、ランクバトルにおいてまず目を惹くのは、特別なポケモンたちの誇る合計ステータス・種族値だ。具体的には、『ポケットモンスター ソード・シールド』で登場したムゲンダイナは種族値690。初代『ポケットモンスター』登場したミュウツーなど、多くの特別なポケモンたちは種族値680を誇り、さらに専用のアイテムを所持させたザシアン/ザマゼンタにいたっては種族値720にも及ぶ。ランクバトルでは、ドラパルトなど種族値600のポケモンたちが高いステータスも一因として活躍してきたが、ステータスだけでも普通のポケモンたちを大きく上回っている。また、特別なポケモンたちの中には、専用の特性やわざを所持しているポケモンも多く、参加させられるのが1体に限られているとはいえ、特別なポケモンたちが中心となって活躍するシリーズとなりそうだ。

『ポケットモンスター ソード・シールド』は、Nintendo Switch向けに発売中。特別なポケモンたちが1匹まで参加可能となるランクバトル・シリーズ8は、2月1日から開催予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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