Electronic Arts/Respawn Entertainmentは1月13日、『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』へ次世代機向けの最適化アップデートを配信した。PlayStation 5とXbox Series X|Sの後方互換でのパフォーマンスを改善するアップデートとなっている。高解像度かつ安定したフレームレートでのプレイが可能となるようだ。
主なアップデートの内容は以下のとおり:
Xbox Series X|SとPlayStation 5でフレームレートが改善
Xbox Series X|SとPlayStation 5で高解像度利用時にダイナミック解像度の範囲が向上
Xbox Series XとPS5でポストプロセッシングの解像度が向上(Xbox Series Sは除く)
具体的な変化としては、Xbox Series Sでは、フレームレートが45FPSから60FPSに増加する。Xbox Series Xのパフォーマンス優先モードでは、フレームレートが60FPSまで増加し、ダイナミック解像度の範囲も向上して1080p〜1440pまでとなっている。Xbox Series Xのノーマルモードでは、ポストプロセッシングが4Kまで増加。さらにダイナミック解像度の範囲は1512p〜2160pまでとなった。
PlayStation 5ではフレームレートが45FPSから60FPSまで増加して、ポストプロセッシングが1440pまで改善する。以前は810p〜1080pまで変動したダイナミック解像度が無効化され、解像度が1200pに固定される。
なお「スター・ウォーズ」IPを保有するDisneyの傘下にあるLucasfilmは1月11日、「スター・ウォーズ」シリーズを中心とするIPを統合する新ブランド「Lucasfilm Games」を発表した。Lucasfilm Gamesと言えば、1980年代にLucasfilmの子会社として設立されたゲーム開発会社の名称。1990年代にLucasArts Entertainmentへ社名を変更し、2013年にDisneyがLucasfilmを買収してから、開発会社としては閉鎖状態となっていた。かつての開発会社の名前が、新ブランドとして復活したかたちだ。今後は「スター・ウォーズ」のIPを使用したゲームには、Lucasfilm Gamesのロゴが表示されるとのことだ。