独自プライズマシン「TRYDECK(トライデッキ)」発表、今月より国内で順次稼働へ。アームを使って景品をゲット

マーベラスは11月25日、小型プライズ(景品)マシン「TRYDECK(トライデッキ)」について、この11月より全国のアミューズメント施設(ゲームセンター)にて、順次稼働開始すると発表した。プレイ料金は、1ゲーム100円から。

株式会社マーベラスは11月25日、小型プライズ(景品)マシン「TRYDECK(トライデッキ)」について、この11月より全国のアミューズメント施設(ゲームセンター)にて、順次稼働開始すると発表した。プレイ料金は、1ゲーム100円から。

同社のアミューズメント事業部は、独自開発した新機軸のプライズマシン「TRYPOD(トライポッド)」を2017年11月に投入。プライズマシン市場において、新たな需要の喚起と市場形成に成功したことを受けて、その成果を糧に「トライデッキ」を開発したという。


「トライデッキ」は、「トライポッド」のアイデアを継承しながらも、プライズマシンが本来もつドキドキ、ワクワクするアナログ的な魅力を失うことなく、まったく新しいコンセプトの機構を導入しているとのこと。ちなみにトライポッドは、円形の大きな穴の周囲から複数のアームが伸び、その上に景品が配置。そして、ルーレットの光をアーム部分で止めることができるとアームが下がり、上手くバランスを崩せれば景品が穴に落ちるという仕組みとなっていた。

今回発表されたトライデッキでは、アームを使った新たな仕組みを導入。筐体内には、黄色のテーブルアームが棚になるように複数伸びており、その上に景品が置かれた状態にある。ゲームをスタートすると、手前にあるピンク色のアクションアームが左右に移動。そして、ボタンを押すとアクションアームが止まり、振り下ろすような動きでアクションアームが倒れる。上手くアクションアームをテーブルアームに当てて下げることができれば、支えを失った景品が落下し獲得できる仕組みである。テーブルアームの真ん中にある、ピンクの線を狙って止めると良いそうだ。


筐体はコンパクトながら、2階層に分けて4つのフィールドを搭載。小さなキーホルダーから大きなぬいぐるみまで、さまざまな形状・種類の景品を配置可能だそうで、店舗によって異なるバラエティ豊かな展開がみられることだろう。また、筐体内部を照らすLED照明には、景品を華やかに演出する工夫があるとのこと。興味のある方は、アミューズメント施設やゲームセンターにて「TRYDECK(トライデッキ)」を探してみてはいかがだろうか。




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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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