宇宙ローグライトストラテジー『Crying Suns』Epic Gamesストアにて無料配布中、日本語対応。人類を救うため無秩序な宇宙を駆ける


Epic Gamesは1月8日、Epic Gamesストアにて『Crying Suns』の無料配布を開始した。無料配布期間は、日本時間で1月15日1時まで。期間中にストアから入手するとライブラリへ追加され、無料配布期間終了後もプレイできる。なお、本作の通常価格は2580円で、Steam版同様に日本語字幕に対応している。

※ 動画はSteam版リリース時のもの

『Crying Suns』は、戦艦を率いて宇宙をさまようSFローグライトストラテジーゲームである。本作の舞台は、OMNI(ネオン動力式万能人工知能)という機械に依存し、帝国による平和と繁栄を過ごしてきた世界だ。平穏の時代は700年ほど続いたが、20年ほど前にOMNIが唐突に機能停止。あらゆる事項でOMNIに依存してきた人類は、絶滅の危機に陥ってしまう。

本作の主人公は、帝国史上最高の提督と謳われるエリス・アイダホのクローン。宇宙外縁部の惑星ゲヘナにある帝国の秘密クローン施設で眠っていた彼は、帝国の首都エリュシオンと施設の通信が途絶えたためにOMNIに起こされ、オメガ級戦艦を率いて事態の原因を探ることに。宇宙海賊、狂信者たちを擁する教会、野蛮なスクラッパーたちと戦う中で人類存亡の危機を知った彼は、OMNIの再起動を目指して無秩序な宇宙を駆けることになる。


主人公とOMNIは、外縁にある惑星ゲヘナから出発し、長い宇宙の旅に出る。旅の最中では、無計画に略奪を繰り返すスクラッパーと遭遇し戦闘に巻き込まれたり、異生物の暴れる船から救助を求める通信が届いたり、宇宙を漂う船の残骸を発見したりなど、さまざまなイベントが発生。これらのトラブルに指揮官として対応しながら、人類の存亡を賭けた旅は続いていく。

また、敵との戦闘に勝利した際や探索の結果、スクラップが手に入ることがある。スクラップを消費すると、戦艦のシステムをアップグレードできるほか、店では新しいパーツや乗員も購入可能。戦艦の強化によって、ヘックス制マップを採用したリアルタイム進行のバトルに備えるわけだ。傑作宇宙ローグライト『FTL: Faster Than Light』とシステム面で似通った点はあるが、6章構成のスケールの大きな物語や戦闘システムなど、本作には違った魅力も用意されている。


『Crying Suns』は、日本語字幕に対応し、Epic Gamesストアにて1月15日1時まで無料配布中。PC版はSteamでも販売されているほか、iOS/Android版も各ストアにて販売されている。