『月姫』のリメイク版『月姫 -A piece of blue glass moon-』発表。2021年夏リリースへ
TYPE-MOONは12月31日、『月姫』のリメイク版『月姫 -A piece of blue glass moon-』を2021年夏にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch。発表と同時に、公式サイトやPVも公開されている。
『月姫』は、当時同人サークルとして活動していたTYPE-MOONが、2000年12月に完成版を頒布した伝奇ノベルゲームだ。主人公の遠野志貴は、モノの死が見える”直死の魔眼”を持つ高校2年生。預けられていた親戚の家から遠野家に戻った頃、奇妙な連続殺人事件が発生しており、遠野志貴は非日常の世界へと足を踏み入れる。
同人ゲームとしての頒布後、『月姫』はその内容がプレイヤーから評価され、漫画版「真月譚 月姫 」が連載されるなどマルチメディア展開も行われた。一方で、『月姫』本編にファンディスクである『歌月十夜』などもまとめて収録した「月箱」は高騰していたが、2008年に『月姫』のリメイクが発表。以降12年間、『月姫』リメイク版の発売が待ち続けられてきたわけだ。
今回公開されたPVでは、静かな地の文による月を見上げるシーンから始まり、新しく綺麗になったアルクェイドやシエルなど、ヒロインたちがボイス付きで登場。ufotableによるオープニングアニメーションも含めて、リメイクされて蘇る奈須きのこ氏が描いた世界に、大きな期待が持てる内容となっている。公式サイトなどではスタッフも公開された。
シナリオ・監督を奈須きのこ氏、キャラクターデザインを武内崇氏を務めるほか、音楽は深澤秀行 氏と芳賀敬太氏が担当。企画・制作をTYPE-MOON、販売はアニプレックスが担当している。
『月姫』のリメイク版『月姫 -A piece of blue glass moon-』は、2021年夏にPlayStation 4/Nintendo Switchにて発売予定だ。