国内の個人開発者ひこてる氏は12月28日、『ココロクローバー パート2』をSteamにて配信開始した。通常価格は820円。1月5日までの期間は、10%オフの738円で購入できる。
『ココロクローバー パート2』は、“日曜朝7時から放送されているアニメ”風の2Dアクションゲームだ。主人公のトレフィは、冒険に憧れを抱きながら、森の中で平穏な毎日を過ごしてきた精霊使いの女の子。しかし、ある日森の中でココロクローバーと呼ばれる不思議なクローバーを発見。コンパスの針に導かれ、クリスタル王国を目指す旅へ出ることになる。
本作の特徴は、朝7時を示す画面左上の時間表示を含めた、日曜朝に放送されているアニメ風の世界観や演出だろう。変身する少女。毎週現れる敵や、ゆるい世界観。オープニングやエンディングも用意されており、少女が自身の秘密を探る物語が描かれていく。ゲーム内もテレビアニメ風の構成になっており、2020年6月にリリースされた『ココロクローバー パート1』では、トレフィが旅に出るまでを描いた第1話が収録。今回リリースされた『ココロクローバー パート2』では、旅先でトラブルに巻き込まれ、新しい仲間や精霊と出会うストーリー第2話から第6話までがプレイできる。
本作では、基本的に会話劇で物語が進行していく。緊張感のあるシーンやクライマックスの戦闘シーンに差し掛かると、アクションパートが展開。魔法の弾を撃ったり、ジャンプで敵の攻撃を避けたりしながら、今週の敵とのバトルを繰り広げる。第1話では、物語の好きな部分から視聴できるシステムになっていたが、『ココロクローバー パート2』の第2話から第6話では、1話単位でストーリーが進むように。ボスとの戦闘も含め、誰でも遊びやすい難易度になっているものの、さらにアクションパートをスキップしても先の物語が観られるように設計されている。またストーリーモード以外に、ステージ最奥でボスが待ち受ける2Dアクションらしいステージ構成のチャレンジモードも搭載されている。
本作を開発しているのは、ゲームデザインとキッズコンテンツが好きだという国内の個人開発者ひこてる氏。ゲームエンジンとしては「アクションゲームツクールMV」を採用し、2018年頃から『ココロクローバー』シリーズの開発は行われている。
『ココロクローバー パート2』は、Steamにて現在738円で配信中。第1話を収録した『ココロクローバー パート1』は、Steamウィンターセール2020の対象となっており、1月6日までの期間50%オフの260円で購入できる