『原神』ドラゴンスパインに隠された謎の暗号が解読される。氷に閉ざされた過去からのメッセージ

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中国のゲーム開発会社miHoYoは12月23日、『原神』にてVer.1.2「白亜と黒龍」を配信した。同アップデートでは、新エリア・ドラゴンスパインが登場。そこで旅人たちの注目を集めたのが、雪山に点在するロボットの残骸と、それらが残す謎のメッセージだ。コミュニティで考察が進んだ結果、ドラゴンスパインの雪山には暗号が隠れていたことが判明。海外の掲示板redditやSNS上のプレイヤーたちの手により解読されたようだ。なお本稿には、上記の暗号に関するネタバレが含まれている。
 

 
『原神』の新エリア・ドラゴンスパインはモンド地域の南側、璃月との境に位置する極寒の雪山だ。ドラゴンスパインの登場にあわせて寒さを表現したシステムも導入されており、寒さと高低差のある雪山が旅人を待ち受けている。

そんな雪山を探索していくと、ロボットの残骸と遭遇することがある。ロボットは機能の大部分を失っているものの、調べると「.32-32.-322-.3.-」など奇妙な記録が展開。同じようなメッセージを発するロボットが雪山には複数存在しているが、このメッセージはクエストなどで使うわけでもない。そうした用途不明の謎めいたメッセージが旅人の興味を惹き、何らかの謎解き要素ではないかという説が浮上していた。
 

 


 
結果的に、このメッセージは2段階のプロセスを踏まえた暗号だった。解析者たちは、まず4番目の文字が必ず”-“となっている点に着目した。そこから”-“を区切りであると考えると、.23の3文字が残る。これを更に、.を0、2を1、3を2として数字に変換。2進数の0と1のように、この3文字の数列を10進数にした後、アルファベットへの変換をおこなった。

つまり「.32-32.-322-.3.-」の場合は021-210-211-020となり、10進数では7-21-22-6、アルファベットにするとGUVFという文字列が現れる。さらに、このアルファベットを著名な暗号であるシーザー暗号を用いて13文字スライドすると、GUVFはTHISに変換される。同様に、すべてのメッセージを変換し、数字順に並べると「For the nation,we cant forgo this skyborne power,but we failed(forgotは原文ママ)」という文章が出来あがるわけだ。ある解析者は、3桁3文字の数字を使って表現できる数字が26までであり、アルファベットの文字列と同じこともヒントになったと語る。
 

 
日本語に訳すと、「国家のために、我々はこの天空の力を諦められない。しかし我々は失敗した」といったところだろうか。ドラゴンスパインには、どこからやってきたのかわからない謎の巨大な柱や、宙に浮かぶ破片が山頂付近にある。また、紀行開始時のムービーでは、かつて天空には栄光の王国があったという内容が語られている。彼らが何を求め、何を失敗したのかはわからないが、テイワット大陸上空には何か巨大なものが浮かんでおり、『原神』の今後のストーリーや過去の設定に関連する暗号だったのだろう。

原神』はPlayStation 4/PC/iOS/Android向けに配信中。ゲーム内では、極寒のドラゴンスパインを舞台に、呪われた剣にまつわるイベント「白亜と黒龍」も開催中だ。

【UPDATE 2020/12/26 18:38】
当該話題となっているReddit投稿およびツイートへのリンクを挿入。

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