Nintendo Switch用ソフト『東方幻想麻雀』に“DLCとして”神主ZUN氏登場。ビールを片手に、筒子を積み込む原作者

D.N.A.Softwaresは12月24日、Nintendo Switch用ソフト『東方幻想麻雀』にて、追加キャラクター「ZUN」の配信を開始した。ビールを片手に、筒子を積み込む原作者。

同人ゲームサークルD.N.A.Softwaresは12月24日、Nintendo Switch用ソフト『東方幻想麻雀』にて、追加キャラクター「ZUN」の配信を開始した。価格は税込330円。ビールゲージを消費して筒子を積み込む能力”弾幕積み込み”を持っており、追加キャラクター「ZUN」使用権を購入するとシングルモード/通信対戦モードで使用可能となる。また『東方幻想麻雀』本体も20%オフのセールが行われており、2021年1月6日23時59分までの期間は3080円で購入できる。

Nintendo Switch用ソフト『東方幻想麻雀』は、D.N.A.Softwaresが開発し、メディアスケープの「Play,Doujin!」プロジェクトから発売されている東方二次創作麻雀ゲーム。同人サークル上海アリス幻樂団が展開する「東方Project」のキャラクターたち100名以上が登場し、それぞれのキャラクターごとに用意された能力や変則的なルールに則り、麻雀勝負が繰り広げられる。

今回追加された「ZUN」は、東方Projectのキャラクターではなく、上海アリス幻樂団の主宰にして東方Projectを生み出してきた神主・ZUN氏だ。ZUN氏は、ビールを片手に構えた本人の写真素材を使ってゲーム内に登場。可愛らしいイラストの少女たちに混ざっている姿はコラ画像のようにも見えるが、本追加コンテンツは実際にニンテンドーeショップで販売されている。またゲーム内では、使用権を購入したプレイヤー同士により、ZUN氏同士の卓も発生しているようだ。


PV内でも紹介されているとおり、同人ゲームとして頒布された初代『東方幻想麻雀』や『東方幻想麻雀 3rdGeneration』など、歴代の『東方幻想麻雀』シリーズにもZUN氏が登場してきた。過去のZUN氏は、和了時に筒子の数に応じて点数を加算する能力などになっていたが、今回のZUN氏は溜まったビールゲージを使って筒子(弾幕)を積み込む能力となっている。瓶を片手にもった姿だけでなく、黄金の波を背負いビールを片手にしたカットインも用意されており、常にお酒を飲みつつ筒子で弾幕が表現されているのだろう。


Nintendo Switch用ソフト『東方幻想麻雀』は、1月6日までの期間20%オフの3080円で販売中。追加キャラクター「ZUN」使用権は、税込330円で販売されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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