スクウェア・エニックスは12月17日、Nintendo Switch向けRPG『ブレイブリーデフォルトⅡ』の最終体験版「Final Demo」を配信した。2020年3月に配信された先行体験版でユーザーから寄せられたアンケート結果を受けて改良が加えられている。ストーリーとしては4人の主人公がすでに出会ったあと、1章の始まりから中盤までの物語を製品版とほぼ同じかたちで切り出してまとめられたものだ。時間制限があるため累計プレイ時間が5時間になった時点でプレイは終了となるが、「NEW GAME」を選択することで何度でも最初からプレイすることができる。
体験版の最初の時点では、すっぴん・白魔道士・黒魔道士・ヴァンガード・モンクの5つのジョブを使用することができる。キャラクターによってさまざまなアビリティも習得した状態でスタートするので、ジョブとアビリティの組み合わせを試行錯誤する、『ブレイブリーデフォルト』シリーズらしいゲームプレイが体験可能だ。ストーリーを進めて「アスタリスク所持者」を倒すことで新たなジョブを手に入れ、さらなる「ジョブチェンジ」によってさまざまなパーティ編成を考えることもできる。
また、5時間のプレイ時間制限のうちに最終体験版のストーリーをクリアすると、ちょっとしたおまけ要素を楽しめるようだ。さまざまな戦術を組み合わせて5時間以内のストーリークリアを目指す、タイムアタック的な遊び方もできる体験版に仕上がっている。おまけ要素が気になるプレイヤーはぜひトライしてみよう。
『ブレイブリーデフォルトⅡ』は2012年12月に発売された『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』の続編だ。2020年3月に配信された先行体験版では多くのユーザーから意見が寄せられており、その意見のフィードバックとしてバトル難易度の調整やユーザーインターフェースの最適化、細かな機能の追加がなされることが告知されていた。
最終体験版ではこのフィードバックの内容がきちんと反映されており、たとえば戦闘画面での行動順ゲージの表示やバトルインフォの詳細表示などの機能が追加されている。先行体験版をプレイした方は、こういった細かい部分を比較してみるのも良いだろう。
Nintendo Switch向けRPG『ブレイブリーデフォルトⅡ』は最終体験版が配信中。製品版は2021年2月26日に発売予定だ。