スピード感溢れる宇宙ドッグファイトSTG『Redout: Space Assault』来年1月22日リリースへ。反重力レースゲーム『Redout』開発元による新作
イタリアのゲームスタジオ34BigThingsは12月16日、宇宙シューティングゲーム『Redout: Space Assault』を2021年1月22日にリリースすると発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam)/海外PlayStation 4/Xbox One/海外Nintendo Switch。Steamページによれば日本語に対応しているため、国内コンソールでも販売される可能性がある。本作は、反重力レースゲーム『Redout』開発元による新作。すでに昨年よりApple Arcade向けに配信されている本作であるが、このたびPCおよびコンソール機にも登場するようだ。
『Redout: Space Assault』は、壮大なスケールで描かれる宇宙空間にて、無数の敵機と戦うシューティングゲーム。遥か未来、人類は危機に瀕していた。地球の資源は枯渇し、惑星間での紛争も起きている。そんな中、宇宙企業のポセイドン社は、人類の生存を維持するべく火星へのテラフォーミングを計画。しかし、いまや宇宙の秩序は反乱軍やスカベンジャーたちによって乱されている。そこでポセイドン社のエースパイロット、レオン・バレットの出番だ。プレイヤーは彼が搭乗する高速戦闘機を操縦し、壮大な宇宙戦争に身を投じることとなる。
本作のゲームプレイは3D空間での強制スクロールによって進行。画面奥へと突き進んでいく中で、敵勢力のドローンや戦闘機を相手に熾烈なドッグファイトを繰り広げてゆく。ステージはミッション選択制となっており、その中ではカーゴボットの護衛や宇宙海賊とのレース、はては巨大戦艦との一騎打ちに至るまで、多様なシチュエーションが用意されている。嵐のごとく向かい来るミサイルやレーザーを華麗に避けつつ、任務の達成を目指すのだ。
敵の猛攻をかいくぐるには武器の選択・駆使は必須だ。武器については、プラズマキャノンやレールガン、対空ミサイルなど、それぞれ特徴の異なるウェポンが複数登場。また各武器はアップグレード可能となっており、プレイスタイルや好みにあわせて独自の強化を目指すこともできる。さらにミッション達成時に得られるカードやトークンを利用することで、新武器の搭載やシールドの強化、そしてボディカラーを変更することも可能。どのような機体で、いかにして戦闘を切り抜けるのか。プレイヤーのカスタマイズ次第で攻略法も変わってくることだろう。
前述した武器やカスタマイズ要素のほか、本作ではローリングやブーストを絡めたハイペースな戦闘も大きな特徴となっている。ゲームプレイ全編を通じて、敵の猛攻をかわす緊張感、そして壮大な宇宙空間をフライトする浮遊感に力が注がれており、開発元曰く、本作では実際に宇宙で戦闘機を操縦する感覚が味わえるという。その一端は、今回公開されたトレイラー内でも確認でき、ド派手なエフェクトと壮大な演出にまみれて戦闘を繰り広げるシーンの数々からは、本作のスピード感を伺うことができるだろう。
本作を開発する34BigThingsは、過去にも多数の作品をリリースしている。なかでも『Redout』は、同スタジオの代表作として挙げられるだろう。同作は、近未来の地球を舞台としたレースゲーム。反重力による圧倒的な疾走感を味わえる作品として、多くのゲーマーから高評価を獲得している。そして今回リリース日が明かされた『Redout: Space Assault』は、そのタイトルを見れば分かるとおり、前述した『Redout』と世界観を共有するものだ。具体的には、『Redout』にて描かれた世界における人類の苦闘が語られるという。もちろん、同作にて培われたスピード感も『Redout: Space Assault』に大いに引き継がれていることだろう。
壮大なスケールで描かれる宇宙戦争と、息もつかせぬハイペースなドッグファイトが魅力的な『Redout: Space Assault』は、PC(Steam)/海外PS4/Xbox One/海外Nintendo Switch向けに来年1月22日にリリース予定。なお冒頭にも述べたとおり、Apple Arcade向けにはすでに配信中だ。