弊社アクティブゲーミングメディアのインディーゲームパブリッシャーPLAYISMは12月15日、『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator』のVer.3.0アップデートを配信した。本アップデートでは未来編の世界を拡張。新たなミニゲームやボスが追加されている。
『DEEEER Simulator』は、PC(Steam)にて早期アクセス中のごく普通の鹿が主人公となるスローライフ街破壊ゲームだ。鹿の目的は街に“鹿災害”をもたらすこと。目的を果たすため、ごく普通に二足歩行で駆け巡り、首を伸縮させて縦横無尽に空を飛び回る。街中に落ちているマシンガンや手榴弾といったアイテムで武装し、住宅や高層ビルを豪快に破壊していくのだ。
鹿による街の被害が拡大すると、鹿災害レベルが上がり、毛並み豊かなヒツジや長い垂れ耳を持つウサギといった動物警官が登場する。街の平和を守るため、全力で応戦してくる警官に対し、鹿が持ちうるポテンシャルを最大限に解放して撃退。さらなる鹿災害の拡大を目指すのだ。
今回のアップデート概要は、とある条件を満たすと鹿がタイムトラベルして訪れる未来編の拡張だ。鹿が訪れた未来の街はサイバーパンクな世界観に変貌。ネオン輝く街の空中を車が飛び交い、巨大コアラはホログラム化。レーザーガンやミサイルランチャーなど、現代編から武器も一新されている。本アップデートでは鹿災害レベルC・B・Aを拡張。「白くまMk-2」など、熾烈な攻撃で鹿の行く手を阻む新たな動物警官が登場する。ボスには意外な動物も。詳細はその目で確かめよう。
そのほか、未来編に警官数変更機能や新たなミニゲームが追加されている。アップデート前には、駒となる牛が自由自在に動いてしまうミニゲーム「リバウシ」が楽しめた。今回追加されたミニゲームも、鹿にちなんだ斬新でヘンテコな内容だ。とはいえ、しっかりと遊べるものになっているので、ぜひ未来の街を探索して体験してほしい。
なお、今回のアップデートを記念して12月22日までセール中だ。セール価格は25%オフの975円。本作は個人開発者の阿部敬介氏の開発のもと、2020年1月に早期アクセスがスタート。継続的なアップデートが続けられ、時にはパンやカニとコラボし、2021年内の正式リリースを目指して開発が進められている。まだ未体験の方は、これを機会に普通の鹿の生態を探ってみてはいかがだろうか。
『ごく普通の鹿のゲーム DEEEER Simulator』は、Steamにて早期アクセス配信中だ。