水没都市を旅するアクションADV『Sea of Solitude: The Director’s Cut』Nintendo Switch独占タイトルとして発表、2021年3月発売へ
インディースタジオのJo-Meiは12月11日、『Sea of Solitude: The Director’s Cut』をNintendo Switch向けに発表した。2021年3月4日に発売する。
『Sea of Solitude: The Director’s Cut』は、水没都市を舞台にするアクション・アドベンチャーゲーム。2019年に発売された『Sea of Solitude』のアップグレード版である。主人公は、内なる孤独を克服しようと葛藤する少女ケイ。彼女は水没都市を旅し、不思議な生き物たちと出会いパズルを解くなかで、それぞれが秘める孤独の葛藤に触れることに。またこの世界は、彼女自身の精神状態に応じて水位が上下し、荒々しい環境にも変化が訪れることとなる(関連記事)。
今回発表されたNintendo Switch版では、脚本を書き直し、ボイスには新たな声優を採用。さらに、本作の物語とゲームプレイ体験をより完璧な形で伝えるため、カットシーンやアニメーションを拡張しているとのこと。
オリジナル版はEAが販売を担当していたが、本作は『Detroit: Become Human』や『Beyond: Two Souls』『Heavy Rain』を手がけたQuantic Dreamがパブリッシャーとなる。同スタジオは、アクション・アドベンチャーゲーム『Dustborn』の販売も先日発表しており、本格的にパブリッシング事業に参入することとなる。
『Sea of Solitude: The Director’s Cut』は、Nintendo Switch独占で2021年3月4日発売予定。体験版も同日配信される。なお、日本での発売については現時点では未定である。
【UPDATE 2020/12/11 17:45】
販売元Quantic Dreamに弊誌が確認したところ、本作は日本でも発売予定とのことだ。詳細については、日本のパートナーから近く正式に発表するとしている。
【UPDATE2 2020/12/12 16:05】
パブリッシャーのBeep Japanは12月11日、『Sea of Solitude: The Director’s Cut』を、日本でも2021年3月4日に発売すると発表した。同日には体験版も配信される。また、Quantic Dreamsと協力して制作する特別限定版の発売も計画されており、こちらの発売日や詳細については今後発表される。
本作では、天候カスタマイズが可能なフォトモードや、Nintendo Switchのジャイロ操作にて主人公ケイのフレアを操れるなど、新たな機能に対応しているという。またローカライズについては、日本語吹替にも対応するとのことだ。