『600Seconds ~The Deep Church~』Steamにて12月23日発売へ。600秒で武器を集め、怪異との戦いに備えるTPS
インディーゲームメーカーStudioGekkoは12月5日、『600Seconds ~The Deep Church~』を2020年12月23日に発売すると発表した。日本語に対応 しており、対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は1220円で、リリース後は20%オフのローンチセールも予定されている。
『600Seconds ~The Deep Church~』は、600秒の探索パートで武器を集め、教会に潜む怪異と戦うTPSである。本作の主人公は、1927年7月15日23時50分から始まる奇妙な夢に囚われた少女・霧月。プレイヤーは、草原の中に立つ教会の前で目覚めた彼女を操作し、まずは静かな教会の中を探索する。
建物内には、銃や弾薬などが隠されている。そうした装備を集めることが探索パートの目的だ。10分後、7月16日0時になると夢の中が一変し、草原の教会から水没した教会へと舞台が移る。水没した教会の中には、黒い触手や黒いクラゲのような何か、黒い不定形の生物など怪異が潜んでおり、集めた装備を使って驚異を排除しながら探索を進めていく。また、教会内には半鐘が隠されており、これを発見すると悪夢の主である怪異と謁見できるという。
霧月の目的は、怪異達を倒し悪夢から抜け出すこと。10分後に訪れる水没した教会の中には、武器は配置されていない。そのため、日付が変わるまでに探索パートで武器を手に入れることが、悪夢に打ち勝つ上で重要となる。おだやかな教会には、這い寄る影の祝福が施されており、神話生物にも有効だというハンドガンなど4種類の銃や、4種類の輝く武器が存在しているという。ただし、教会内には隠し扉や破壊可能な壁が存在。そうした中にアイテムが隠されている場合もあるため、かんたんに見つけられるわけではないようだ。
一方、水没した教会の中にも、体力上限を増やす赤ミント、体力回復用の緑ミント、弾薬といったアイテムは配置されており、一部のアイテムは補給できる。また本作の世界観は、クトゥルフ神話の世界観をベースに、独自の世界設定なども織り込んで構成されたもの。作中にストーリーや会話のテキストは存在しないというが、こうした世界観も本作の特徴だろう。宇宙的恐怖に影響を受けた怪異たちが、深淵の淵をさまよう少女を待ち受ける。
本作を開発しているのは、前述のとおりインディーゲームメーカーのStudioGekko。ツイートを見る限り、約1年かけてUnityと3Dモデリングを作って本作を開発したそうで、海外の同名のスタジオとは関連がないようだ。また、主人公霧月のイラストは、フリーイラストレーターの大海ちこ氏が担当している。
『600Seconds ~The Deep Church~』は、2020年12月23日にSteamにてリリース予定。通常価格は1220円。20%オフのローンチセールも開催予定とされている。