国取りファンタジーSLG『ブリガンダイン ルーナジア戦記』Switch版に難易度カスタムなどが追加。PlayStation 4版は、12月10日発売開始予定


ハピネットは12月3日、『ブリガンダイン ルーナジア戦記』Nintendo Switch版の無料アップデート「タイタンと不落の戦場」を配信開始した。同アップデートでは、難易度カスタムや一部モンスターの上位クラス、オートモード、いくつかの機能が追加。また12月10日にリリースを控えるPlayStation 4版には、発売と同時に同アップデートが配信される予定だ。
 

 
アップデート「タイタンと不落の戦場」では、要望が多かったという新難易度カスタムが実装される。カスタムでは、その名のとおり難易度を編集できる。編集対象は、EASYからHARDまでの基本難易度/プレイ期間/CPU防衛AI/戦場でのモンスター捕獲の可否/リバイブストーンの入手/クエスト成功率/マナ取得量/経験値取得量の8項目。これまで難易度ごとに決まっていた大陸制覇までの期限を変更したり、経験値の取得量などを減らしてより厳しい戦いに挑んだりなど、幅広いプレイができるようになる。

また、これまでクラスチェンジが第2段階までだったギガースおよびゴブリンに、第3段階のクラスが実装される。ギガースは第3段階で、直線2マス攻撃を持ち、命中力と反撃力が伸びたタイタンに。ゴブリンは第3段階で、移動後に使用可能な状態異常攻撃と、高いクリティカル率を持つシャドウゴブリンとなり、戦場のバリエーションが増加する。そのほか、モンスターだけオート、接敵するまでオートといった細かな機能も搭載した戦場でのオート機能、アイテム管理UI/クエストUI/情報一覧/戦場視点の追加や改善も行われている。
 

 

 

『ブリガンダイン ルーナジア戦記』は、6つの勢力が覇を競って争うターン制の国盗りSLGだ。本作の舞台は、かつて魔獣が存在し、5つのマナ・ストーンの力によって人々が守られたというルーナジア大陸。マナ・ストーンは、モンスターを召喚し操るルーンの騎士の装身具に使われ、それぞれの国家や思想を象徴する特別な鎧”ブリガンダイン”として受け継がれていった。

ルーナジア歴781年。魔獣の時代から長い年月が経過した現在、ルーナジア大陸には6つの勢力が存在している。ブリガンダインをもたず、若き皇帝が大陸に覇を唱えるグスタファ神聖帝国。グスタフの変と呼ばれる紛争以来、グスタファと敵対関係が続くノーザリオ王国。マナ・サリージア法王国との間に宗教問題を抱えるガイ・ムール共和国など、6勢力にはそれぞれの思想と思惑、過去の因縁が残されており、大きな戦乱が始まろうとしていた。
 

 
ルーナジア大陸における軍隊は、ルーンの騎士と、彼らが召喚し使役するモンスターたちによって構成されている。モンスターの召喚にはマナが必要であり、各拠点を制圧することでマナの収入量が増えるため、まずは拠点を制圧することになる。戦闘では、ルーンの騎士を中心に編成した部隊を率い、ヘックス制の採用されたマップ上でターン制のバトルを展開。新たに得たマナや、レベル/クラスチェンジといった成長要素も含めて少しずつ勢力を強化し、大陸の統一を目指すわけだ。

ゲームモードには、6勢力から選択し、ルーナジア大陸の統一を目指すルーナジア戦記(メインモード)と、1人の君主と9人の騎士を選んで乱世を戦う異説の章(チャレンジモード)を搭載されている。100人以上の騎士やモンスターたちは戦いによって成長しており、遊ぶ度に違う戦況が訪れることも本作の特徴だろう。
 

 
ブリガンダイン ルーナジア戦記』Nintendo Switch版は、通常版税別7200円で発売中。PlayStation4版は、12月10日配信開始予定で、無料体験版とアップデートも実施される見通しだ。なお、公式サイトには一部攻略情報も掲載されている。