『Destiny 2』約1時間でパワー上限のソフトキャップ(1200)に到達する方法が、一部修正される。ひたすら失われたセクターを周回
Bungieは11月12日、『Destiny 2』の不具合を修正したと報告。ヨーロッパ・デッドゾーン(EDZ)にある失われたセクター「ウィドーズウォーク」での、レジェンダリーエングラムのドロップ率を、本来のレートにまで下げたと伝えた。同作では、11月11日の拡張コンテンツ「光の超越」発売後、新規キャラクターのパワーレベルを、現在の初期パワーレベル1050から、ソフトキャップである1200まで、わずか1時間で上げる方法が見つかっていた。今回の修正対応は、この高速パワー上げに対処するものだと考えられる。
高速パワーレベル上げの方法は、複数の動画配信者やゲームメディアを通じて拡散されている。YouTubeにて「Destiny 2 1200」といったワードで検索すると、11月11日にたくさんの動画が投稿されていることが確認できる。効率の良い失われたセクターは複数あり、その中でも特に手軽なエリアとして多く紹介されていたのが、ウィドーズウォークである。この失われたセクターのボスを倒すとレジェンダリーエングラムを確定でドロップ。ひたすら周回することで、現在のパワーレベルよりも数値が10高い装備品を短時間で大量に集められる。
早いところパワーレベルを上げておけば、キャンペーンが楽になるほか、装備の選別段階に入るまでの時間を短縮できる。『Destiny 2』にて、こうした開発陣が想定していなかった手軽な装備品収集方法が発見されるのは珍しいことではない。今回は早々に修正が入った形となる。現時点で修正対象として報告されたのはウィドーズウォークのみ。高速パワー上げを実現する失われたセクターはほかにもあり、さらなる修正が入る可能性もあるだろう。なお現在のソフトキャップは1200。「強力な装備」により到達できるハードキャップは1250。「最高峰の装備」により到達できるリミットは1260となっている。
Bungieは先日11月11日に『Destiny 2』の新しい拡張コンテンツ「光の超越」を発売。あわせてイヤー4の新シーズン「斬獲のシーズン」が開幕し、再び賑わいを見せている(関連記事)。