ゴルフサバイバルホラー『Gone Golfing』Steamなどで配信開始。迫りくるボール人間らから逃げる、戦慄のミニゴルフ

Icehelmは11月5日、『Gone Golfing』をSteam/itch.ioにて配信開始した。『Gone Golfing』は、ゴルフサバイバルホラーゲームである。

スウェーデンのインディーゲームデベロッパーIcehelmは11月5日、『Gone Golfing』をSteam/itch.ioにて配信開始した。Steamでの価格は520円。11月12日までの期間、20%オフのセールが行われており416円で購入できる。

『Gone Golfing』は、ミニゴルフ場に現れた怪異から逃げ隠れしつつ、ハイスコアを目指してコースを回る、ゴルフサバイバルホラーゲームである。本作の舞台は、入り江の近くにあるミニゴルフ場COZY COVE。最近新しくオープンしたこのミニゴルフ場では、鳥のさえずりが響き渡り、居心地の良い一時が過ごせるという。主人公は、仕事で最悪な一日を送ったあと、リラックスしようとCOZY COVEにやってきた人物。生魚やコーラの空き缶が放置され、誰もいないミニゴルフ場を怪しく思いつつも、ミニゴルフに興じているうちに、主人公は狂気の世界へと囚われていく。


COZY COVEには、当然ミニゴルフのコースが設置されており、実際にミニゴルフがプレイできる。場内の看板によると、コースは全部で13ホール。物理演算の導入されたゴルフボールをゴルフクラブで打ち、ジャンプ台や段差のある13ホールを32打以内で完走すると、割引も受けられるそうだ。

スイングの強さや角度、ホールに対する理解など、ゴルフのコツはいくつもある。しかし中盤以降、足の生えたゴルフボールマスコットや、足の生えたゾンビトラウトが襲ってくる本作において、重要なのはクリアリングである。奴らは、少なくとも主人公を視界に捉えると追跡を始めるが、ゴルフボールを打つため視線を下に向けていると、簡単に接近されてしまう。ゴルフをプレイするためには、視界に入らないよう行動したり、ロッカーに隠れるなど強引に追跡を振り切ったりしつつ、まずは周囲の安全を確保する必要があるわけだ。

また、場内にはレバーを使った仕掛けなど、ちょっとしたパズルも用意されており、ミニゴルフの傍ら仕掛けを解きつつ、先へ進んでいく。単体ではどちらもシンプルではあるものの、ゴルフとホラーを組み合わせた奇妙なゲームプレイが待ち受けている。


本作を開発したIcehelmは、スウェーデンのインディーゲームデベロッパー。Steamでは、3Dパズルアクション『VITAL』や、腕を使って頂上を目指す『Just Arms』をリリースしている。

『Gone Golfing』は、Steam/itch.ioで配信中。Steam版については、11月12日まで20%オフセールも実施されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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