任天堂は10月28日、情報番組「Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2020.10 」内にて『バディミッション BOND』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格は税込7128円で、発売日は2021年1月29日。開発を手がけるのは、コーエーテクモゲームス。発表にあわせて、あわせて紹介ページも公開されている。
『バディミッション BOND』は、極秘潜入捜査チームBONDが、不思議な首のアザを追いかけるアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、世界的なショービシネスの中心地ミカグラ島。ミカグラ島では、姿なき犯罪組織DISCARDが暗躍しており、彼らに狙われた人物は、死の刻印を首に刻まれ、凶暴化させられていた。
主人公のルークは、警官だった義理の父親に憧れ、ヒーローを目指す警察官の青年。ルークは、警察官として職務に励む日々を送っていたが、ある事件で不思議な首のアザと遭遇。それはかつて父の葬儀で見た、首元に刻まれていたアザと同じものだった。首にアザを刻まれた人々。聴くものを狂わせる祈りの歌と、神楽の舞台。怖いもの知らずの大怪盗アーロン、お酒とナンパが好きな忍者モクマ、冷徹で潔癖な魔性の詐欺師チェズレイの3人と共に、極秘潜入捜査チームBONDの一員となったルークは、首に刻まれたアザの謎を追いかけ、ミカグラ島で真実へと迫る。
ミカグラ島での捜査中には、ルークはBONDのメンバーから一人バディを選択し、捜査や潜入に挑む。潜入チームには個性的な男性キャラクターが揃っているが、ミカグラ島にも個性的な人物が多く、適切なメンバーで聞き込みできるかが情報入手において重要になるという。また、聞き込みによって入手できた情報に応じて、敵味とへの潜入ルートが変化。公開されたPVでは、3Dでモデルで表現されたチームボンドのメンバーが、天井から迫るトゲの下を潜りながら捜査を進めていくシーンも映されていたが、いくつもの障害を突破しながら、味との奥へ忍び込んでいくようだ。
本作のキャラクターデザインは、「アイシールド21」や「ワンパンマン」の作画をしてきた漫画家の村田雄介氏が担当。3Dモデルを使ったシーンと、コミック風の演出、立ち絵とテキストで物語が進んでいく場面を織り交ぜながら、事件の捜査は進行していく。
『バディミッション BOND』はNintendo Switch向けに、2021年1月29日発売予定だ。