Cygamesは10月18日、『グランブルーファンタジー ヴァーサス(以下、GBVS)』の新規プレイアブルキャラクター・カリオストロを、10月20日に配信すると発表した。本情報は、アークシステムワークスが主催するオンライン大会「ARCREVO Japan ONLINE 2020」『GBVS』部門の放送内にて公開されたもの。カリオストロのPVが公開されたほか、ユエルの12月下旬参戦も発表されている。
『GBVS』に10月20日に追加されるカリオストロは、「シーズン2 キャラクターパス」2体目の対象として配信されるプレイアブルキャラクター。税別800円の単体版も販売予定であり、ロビーアバターや推しキャラアイコン、『グランブルーファンタジー』との連動特典としてSSレアキャラ解放武器確定ガチャチケットとスタンプ「ソリオストロ」も付属する。カリオストロは元々10月に配信予定とされていたが、今回の発表で配信日が明確になったわけだ。PV内では可愛らしい容姿のカリオストロが、遅い飛び道具や空中の転移を披露しつつ、ゲスな顔やボイスものぞかせながら戦う様子が確認できた。また、PV冒頭のたのしいたのしい美少女講座では、少し離れた空間に円形のものや槍を生成しているような映像が繰り広げられている。
放送終了後に更新された公式サイトによると、カリオストロには設置や転移、コンボパーツに使えそうな中距離の技などが用意されているようだ。アビリティは、近寄った相手に自動的に攻撃する設置技メヘン、前方に突進する打撃技アレクサンドラ、自身を銅像に変化させてワープする転移技スペアボディ、地面から槍を生やすスペキュレーションの4種類。メヘンは弱版で相手の前方、中版で相手の後方に設置できるほか、スペアボディの強版には移動する前に攻撃判定が用意されているという。
特殊技には錬金術で岩を生成/射出するコラプスが用意されており、連続使用による最大5段階までの強化や、空中での射出時には角度変更にも対応。また奥義には、長いチーチにより遠距離の反撃や牽制からの連続技が狙えるという無敵技アルス・マグナ。解放奥義には、地面に攻撃判定が発生し、近距離でヒットすると相手をカリオストロの黄金像にしてしまう無敵技「あなたもわたしもカリオストロ☆」が用意されている。
放送では、Cygames所属のディレクターで『GBVS』も担当する福原哲也氏が登場し、本作の情報が語られた。カリオストロには、必殺技の演出などだけではなく、通常攻撃時も含めて低確率でゲス顔やゲスボイスが出現。これらはアークシステムワークスのこだわりにより実装されているという。カリオストロにはベルゼバブとの因縁があるが、福原氏によるとカリオストロとベルゼバブの掛け合いには期待通りのものが収録されているそうだ。
また「シーズン2 キャラクターパス」3体目のキャラクターとして、ユエルが発表された。配信予定は12月下旬。福原氏によるとユエルは、ユエルのイメージどおりすばやいスタンダードなキャラクターであるという。『グランブルーファンタジー』におけるユエルは楽器が得意武器になっているが、同氏は得意武器の楽器について、舞のイメージからパラメーターとしてついているだけであり、楽器そのものを使うわけではないとコメントしている。『GBVS』のユエルには、舞の要素が演出の随所に組み込まれているそうだ。ユエルの詳細は、12月に行われる『グランブルーファンタジー』公式生放送内で公開される予定だ。
『GBVS』は、PlayStation 4/Steam向けに配信中だ。