インディースタジオProletariatは10月12日、『Spellbreak(スペルブレイク)』のローンチ後初となる大型コンテンツアップデート「Prologue: The Gathering Storm」を10月22日に配信すると発表した。目玉となるのは、ベータテスト期間中にも一時期実装されていたクラッシュモード。そのほかウィークリークエスト、新タレント、新ポーションなど、新たなコンテンツが登場する。
クラッシュモードは、9対9(1チームにつきスクワッド3組で9人)のチームに分かれて戦うチームデスマッチ。『スペルブレイク』の既存ゲームモードである最大42人のバトルロイヤルとは異なるゲーム体験が味わえる。新たなタレントとしては、「Vigor」「Ambidextrous」「Foresight」が登場。Vigorは体力ボーナスを付与。Ambidextrousは、試合中に入手するオフハンド用のガントレットでパッシブクラスアビリティを発動できるというタレント。Foresightはミニマップ上に近くの敵を表示するほか、次に出るマナの部屋の場所や、エリア縮小の範囲を示してくれる。さらに10月はハロウィンシーズンということで、『スペルブレイク』でもハロウィンテーマのコスチュームやエモートなどが登場するとのことだ。
『スペルブレイク』は、魔法使いであるバトルメイジとなり魔法を駆使して戦うファンタジー系マルチプレイ対戦ゲーム。ソロ・デュオ・スクワッドでのプレイに対応し、日本サーバーも用意されている。基本ルールは、円形の安全地帯が徐々に縮小する中で装備や強化アイテムなどを現地調達しながら、生き残りを目指すというオーソドックスなバトルロイヤルフォーマット。そこに属性魔法の組み合わせを活かした戦闘が加わるのが本作の特徴である。氷・雷・炎・毒・土・風の6種類の属性から2種類を選択し、魔法と魔法のシナジーによってさまざまな効果を生み出せる。組み合わせ方によっては効果を相殺することもあり、相互作用の理解が不可欠。魔法の使用に必要なマナの管理。浮遊、ダッシュ、透明化といった移動系アビリティを備えたルーンの活用も重要になってくる。
今年9月3日のローンチから5日間でプレイヤー数200万人、9月23日には500万人を突破したとアナウンスされており、好調なスタートを切った『スペルブレイク』。国別のプレイヤー数としては、日本は米国に次いで2番目にプレイヤーが多いというデータも伝えられている(関連記事)。「Prologue: The Gathering Storm」はチャプター形式で配信される『スペルブレイク』コンテンツアップデートの序章であり、同作がこの先ストーリーコンテンツをどのように届けていくのか、その片鱗を確認できるという。
『スペルブレイク』はPC(Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One向けに、基本プレイ無料タイトルとして配信中。「Prologue: The Gathering Storm」は10月22日、無料アップデートとして配信される予定だ。