『原神』大型アップデートVer1.1は2020年11月11日リリースへ。以降は6週間ごと、水曜日のアップデートを予定

 

中国のゲーム開発会社miHoYoは10月9日、『原神』今後のバージョンアップ予定を明らかにした。Ver1.1へのアップデートは、2020年11月11日に実施予定。詳細は不明ながら「帰らぬ熄星」というイベントの開催も予定されている。また、同作では以降6週間ごとの水曜日にアップデートが行われるそうだ。

発表内でmiHoYoは、本作をプレイ中の旅人たちへより良いゲーム体験と継続して新しい内容を提供できるよう、さまざまな調整や方針を検討しながらいくつかのバージョンの開発を進めていると説明。今後のバージョンアップにより、ゲーム内にある地域ごとの季節や文化、祝日や旅人たちのプレイ習慣に合わせたイベントを開催していくという。具体的には、モンドではバルドルー祭やウィンドブルーム祭、璃月では海灯祭や月逐い祭といったイベントが予定されているようだ。

またゲームの開発は順調に進んでおり、同社は6週間ごとのバージョンアップを約束している。前述のとおり、Ver1.1へのバージョンアップは、2020年11月11日に実施され、「帰らぬ熄星」が開催予定。Ver1.2は、それから6週間後の2020年12月23日に行われ、ドラゴンスパイン地域およびテーマイベントが開催予定とされている。また、今回発表された中ではもっとも先のVer1.3へのアップデートは、日付は未定ながら2021年2月に予定されており、璃月地方の祭り「海灯祭」が開催されるそうだ。
【UPDATE 2020/10/10 19:40】
中国向けに公開されている情報によれば、Ver1.1ではいくつかの機能改善も行われるようだ。具体的には、装備のロック、モンスターや植物を収録した百科事典、風神・土神の瞳などが探せる探知機能、戦闘中のアイテム使用がスムーズになる機能、視野角のオプションなどが追加。武器強化時の経験値過剰分が還元されるようになるほか、探索派遣中のキャラクターもチームに編成して冒険できるようになるそうだ。また、詳細は不明ながら小さなイベントの開催も予定されているという。

【原神】公式PV『テイワット』メインストーリーチャプターPV-「足跡」のキャプチャ


そのほかmiHoYoは、刻晴とモナの不具合についても報告している。刻晴の不具合は、元素爆発スキル「天街巡遊」の発動後に、一部武器と聖遺物のスキルが最後の一撃に反映されていないというもの。モナには、元素爆発スキル「星命定軌」の発動後、泡影が破裂する際のダメージが低い不具合があるという。同社は現在修正を行っており、日本時間で10月10日17時に修正が完了する見通しだ。補填として、冒険ランク5以上の旅人に対して、合計原石200個の配布も予定されている。

Ver1.0では、メインストーリーが1章2幕までが実装されている『原神』。Ver1.1以降の具体的なアップデート内容については不明だが、璃月での続きのストーリーや、メインストーリーチャプターPVでも確認できる、稲妻なる地域を舞台にした2章がVer1.1では登場するのかもしれない。『原神』は、PlayStation 4/PC/iOS/Android向けに配信中だ。