あの世へ旅するADV『What Comes After』正式発表。『Coffee Talk』開発者新作、自分が他人の重荷になっていると思う人にむけて


インドネシアのインディーゲームスタジオRolling Glory Jamは10月7日、『What Comes After』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)。Steamストアページの記載によると、現時点では英語のみに対応するようだ。


『What Comes After』は、死後の世界へと向かうハートウォーミングな短編ADVだ。本作の主人公Viviは、何らかの経緯によりあの世へ向かう列車に迷い込んだ女性。列車の中には、彼女以外にも人間や植物の魂が乗っており、愛や後悔、生と死にまつわる想いが飛び交っているという。あの世へ向かう旅路を通してViviは自分を愛する方法を学び、自分が他人の重荷になっていると思っている人へ向けた、愛とコメディに満ちた物語が描かれるという。

スクリーンショットでは、現実の列車に乗った疲れた様子Viviが「考えすぎだと思うんだけど……」と葛藤するシーンや、料理を食べながら涙を浮かべる姿、大きな木の魂に「列車に乗るのは運命だった」と告げられているシーンが確認できるが、どのようなストーリーが展開されるのだろうか。Viviが体験する死後の世界への旅は、デフォルメされたアートによって表現。横スクロールを採用した簡単なゲームプレイとともに、心温まるショートストーリーが紡がれるそうだ。


本作は、コーヒーショップADV『Coffee Talk』のクリエイターと、ストーリー重視なアクションゲーム『Rage in Peace』のクリエイターによるコラボ作品である。『Coffee Talk』でディレクター/シナリオ/ゲームデザインを担当したMohammad Fahmi氏のツイートによると、本作でも同氏がゲームデザインとシナリオを担当。インドネシアに在住する同氏と、インドネシアのスタジオRolling Glory Jamにより、開発が進められている。

『What Comes After』は、Steam/itch.ioにて配信予定だ。