『スマブラSP』の新ファイターは『マインクラフト』のスティーブに決定。エンダーマンなども勢揃い

任天堂は10月1日、「【スマブラSP】新ファイター参戦!! 2020/10/1」を放送。新ファイターとしてスティーブが参戦すると発表した。

任天堂は10月1日、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(以下、スマブラSP)』に『マインクラフト』が登場すると発表した。「【スマブラSP】新ファイター参戦!! 2020/10/1」内では『マインクラフト(Minecraft)』のデフォルトスキン・スティーブやアレックス、エンダーマン、ゾンビが『スマブラSP』で活躍している様子が確認でき、彼らがファイターとして参戦するようだ。また、10月3日23時30分からは「スティーブ/アレックスのつかいかた」が放送予定となっている。

改めて参戦ムービーを見返して見ると、スティーブが鉄の剣やピッケルを振り回したり、バケツに入った溶岩をばら撒いたり、ライターで火をおこしたり、釣り竿で相手を引き寄せたりといったアクションが映されている。『マインクラフト』らしい縦にブロックを積み上げていく動作や、クラフトテーブルを使ったアイテムの作成、トロッコやTNTも用意されており、かなり特殊なファイターになっていそうだ。


放送内では、『スマブラSP』のディレクター桜井政博氏も登場し、同氏らしい小粋なトークが繰り広げられた。『マインクラフト』を『スマブラSP』に登場させるにあたって、特に苦労したのは企画やゲームバランス。こうしたキャラのゲームバランスの調整は未知の領域といってもいいぐらいであり、体術やリーチの短さも含め、上手くまとめるのはとても難しく、先方も変わったものになるでしょうねと語っていたそうだが、なんとか発売にこぎつけられそうになったため、参戦ムービーが公開されたという。

また、番組内で「スティーブ/アレックスのつかいかた」の放送も発表されたが、同氏は「今までのファイターとはまったく異なる要素が多数あると思いますので、よく見て使い方を知っていただければと思います」と語っている。なお最後には、サバイバルモードで街の繁栄を楽しんだりしているという、桜井政博氏による『マインクラフト』のプレイ画面も公開された。

発表にあわせて、『マインクラフト』の開発元Mojangも、同作の公式サイト内に記事を公開している。記事内では、同スタジオのPer Landin氏が、アレックスとスティーブへと書かれた白い封筒を見つけた際、一度通り過ぎた後、2秒後に戻ってきて手紙を開いたことを含め、驚きと興奮が隠せない様子が綴られている。


『スマブラSP』に82体目以降のファイターとして参戦する『マインクラフト』のキャラクターたちについては、10月3日23時30分から放送される「スティーブ/アレックスのつかいかた」内にて公開予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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