オープンワールドRPG『Kenshi 2』コンセプトアート公開。前作『Kenshi』全世界売り上げ100万本突破発表にあわせて

Lo-Fi Gamesは9月30日、『Kenshi 2』の新しいコンセプトアートを含めた画像を公開した。『Kenshi』全世界売り上げが100万本を突破したようだ。

イギリスのインディーゲームスタジオLo-Fi Gamesは9月30日、『Kenshi 2』の新しいコンセプトアートを含めた画像を公開した。公開された画像では、船に乗った人物が建物を下を通っていくワンシーンや、鉄製の笠を被った鎧の男とライトのデザイン、鮮明になったクリーチャーの姿などが確認できる。

動画からのスクリーンショット


『Kenshi 2』は、荒廃した世界を舞台にしたオープンワールドRPG『Kenshi』の続編である。『Kenshi 2』の舞台は、『Kenshi』から1000年前の旧帝国。前作で断片的に描かれてきた歴史や、世界の事情などが明かされていく。続編『Kenshi 2』の開発は2019年3月にスタート。当初は前作の資産を活かすため、前作と同じエンジンを採用して開発が進められていたが、パフォーマンスの向上や長期的な作業工程の軽減などを理由に、2019年9月にUnreal Engine 4での開発を発表。コミュニティ向けに公開されている画像などでも、前作と変わらず荒廃しているものの鮮明になった『Kenshi 2』の世界が確認できる。

また同スタジオは、『Kenshi』の全世界売上100万本の突破を発表している。2007年頃から本作を開発してきた同スタジオのCEOにしてヘッド・デベロッパー、クリス・ハント氏は「今まで様々な制作物をコミュニティに共有してくれたファンや、長年ゲームをサポートして下さった皆さまには本当に感謝しています」とコメント。また、コミュニティ向けにはすでに発表されているとおり、開発チームが15人に増員されたことや、新しいオフィスを構えたことなど、『Kenshi』で得た売り上げは『Kenshi 2』の開発に投資されているそうだ。


アップデートが続けられている前作『Kenshi』は、Steamにて3500円で配信中。また『Kenshi 2』は鋭意開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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