スクウェア・エニックスは9月18日、『ライフ イズ ストレンジ 2』のエピソード1「旅立ち」を無料化すると発表した。期間は限定されず、本日から無料でプレイ可能だ。日本ではPC(Steam)版のエピソード1が対象となっており、無料のDLC「Japanese Language Pack」で日本語化することができる。PlayStation 4/Xbox One版ではエピソードごとの販売および無料化は行われておらず、全5エピソードがセットになった「コンプリート・シーズン」が購入できる。
『ライフ イズ ストレンジ 2』は、プレイヤーの選択によって物語に変化が生まれるアドベンチャーゲーム。前作『ライフ イズ ストレンジ』の3年後を舞台とした、新たな物語だ。主人公は、メキシコにルーツを持つディアス家の兄弟、ショーンとダニエル。アメリカ・シアトルに暮らす兄弟は、とある事情からメキシコの「プエルト・ロボス」を目指すこととなる。
全5エピソードで構成される物語のうち、エピソード1「旅立ち」が無料プレイ可能となった。エピソード1では、ショーンとダニエルがふたりきりでメキシコの「プエルト・ロボス」を目指すことになった経緯と、過酷な旅の始まりが描かれる。まだ未成年の兄弟が、衣食住の整ったシアトルでの生活を諦めざるを得なかった理由とはなんだったのだろうか。アメリカで暮らす兄弟が、なぜメキシコの「プエルト・ロボス」を目指すのだろうか。
『ライフ イズ ストレンジ』シリーズでは、スピンオフを除き、特定のキャラクターが持つ超能力が物語の鍵を握っている。前作『ライフ イズ ストレンジ』では、主人公のマックスが「時を巻き戻す」能力を使うことができた。『ライフ イズ ストレンジ 2』では、操作キャラクターのショーンではなく、その弟ダニエルが超能力を持つ。
前作では、操作キャラクターのマックスが超能力を持っていたため、プレイヤーが超能力の操作を直接行うことができた。しかし本作では、ショーンとして弟のダニエルに声をかけるというワンクッションが挟まれる。ダニエルにかける言葉が、超能力の使い方だけでなく兄弟の関係性にも影響するのだ。物語の中で選択肢を重ね、兄弟の絆をどのように築き上げるのか。ひとつひとつの選択が、物語の結末を形作っていく。
本作は、前作『ライフ イズ ストレンジ』の3年後の世界を舞台としているが、ストーリーは独立しており、大きな繋がりはない。そのため、前作を未プレイの場合でも楽しむことができる。前作をプレイしておけば楽しめる要素としては、馴染みのあるできごとや人物、地名などが登場する。これらは、前作のプレイヤーそれぞれのゲーム体験が尊重されたものとなっているため、前作をプレイした方は、ぜひその目で確かめてほしい。
また、『ライフ イズ ストレンジ 2』の本編へ繋がる無料体験版『オーサム・アドベンチャーズ・オブ・キャプテン・スピリット』が配信中。こちらは、本編の物語を別の角度から見た短編となっている。プレイすれば、本編に登場するあるキャラクターの内面をより深く知ることができるだろう。
『ライフ イズ ストレンジ 2』のエピソード1は、Steamにて無料配信中。無料DLC「Japanese Language Pack」で日本語化できる。全5エピソードがセットになった「コンプリート・シーズン」は、PlayStation 4/Xbox Oneでも販売中だ。また、『ライフ イズ ストレンジ 2』本編へ繋がる無料体験版『オーサム・アドベンチャーズ・オブ・キャプテン・スピリット』が、PC(Steam)/PlayStation 4/Xbox Oneにて配信中だ。