『ディビジョン2』100階建てビルの最上階を目指す「ザ・サミット」9月22日配信へ。今冬にはフェイ・ラウの再登場やケンリー大学での特別イベントも

 

Ubisoftは9月11日、『ディビジョン2』の新ゲームモード「ザ・サミット」が9月22日よりプレイ可能になることを発表した。ザ・サミットは100階建て高層ビルの最上階を目指すPvEコンテンツ。『ディビジョン2』の有料拡張コンテンツ「ウォーロード オブ ニューヨーク」所有者向けに配信されるものだ。同日に配信されるタイトルアップデート11の一部であり、同アップデートではシーズン3の新たなマンハントも開始される。その次のシーズン4では、フェイ・ラウが再登場。ケンリー大学にて特別なゲーム内イベントが用意されるという。


ザ・サミットは、ソロまたはオンラインマルチでプレイ可能なPvEコンテンツ。アクセスするにはレベル40に到達し、「ウォーロード オブ ニューヨーク」のキャンペーンを終わらせておく必要がある。エージェントは100階建て高層ビルの頂上を目指し、フロアごとに異なるチャレンジや敵と対峙。各フロアのレイアウトは複数のプリセットの中からランダムで選ばれるほか、フロア目標、出現する敵ファクション、敵のスポーン位置もランダム。10フロアごとにボス戦があり、ボスを倒すとラリーポイント(恒久的なチェックポイント)をアンロック。次のプレイ時、最初のフロアからではなく、エレベーターに乗って「11階」「21階」と各ラリーポイントから遊べるようになる(関連記事)。

特定の階層を繰り返しプレイできる、リプレイ性の高いコンテンツとして作られているが、9月4日から始まったPTSの反応は芳しくなかった様子。同モードのリプレイ性は開発陣が思い描いていたレベルには達しておらず、それはコミュニティからのフィードバックからも明らかだと、開発陣は回答している(Reddit)。そこで9月11日からのPTSフェーズ2では、フロア目標の種類増、建物内で見つかるルートキャッシュの増加といった調整を適用。9月22日のローンチ時にはさらなる改善を図るとのことだ。


ザ・サミットを最後までクリアすると、エキゾチックギア「リッジウェイプライド」のクエストがアンロックされる。同ギアの効果は、10メートル以内にいる敵にダメージを与えると出血効果を付与し、10メートル以内にいる出血状態の敵の数に応じて、アーマーが1秒ごとに1~25%修復されるというもの。そのほかタイトルアップデート11では、エキゾチックサブマシンガンのバックファイア、エキゾチックバックパックのメメント、ギアセットのハンターズフューリー、スキルバリアントのシュラプネルトラップなど新武器・ギアが複数登場する(参考:タイトルアップデート11 PTSパッチノート)。


また9月22日からはシーズン3が開幕。新たなマンハントが始まる。今回のメインターゲットはブラックタスクのリーダーであるバードン・ジェーファー。ディビジョンエージェントを脱退した4人を引き入れ、新たなローグ部隊を結成したということで、まずは4人の部隊メンバーを排除し、バードンの企みを突き止めることになる。これまでのシーズンと同様、グローバルイベント、リーグ、衣料品イベントなども開催される。そのほかタイトルアップデート11では、ギアの外観を変える外観MODの導入、レインボーギア(付いている特性色がバラバラのギア)の出現率低下、ギアMODスロットの色制限撤廃なども予定されている。


上のロードマップ画像のとおり、続くシーズン4/タイトルアップデート12は12月に開始予定。フェイ・ラウが登場するほか、今冬の間にはスペシャルイベント(コードネーム:ナイトメア)が開催される。舞台はケンリー大学。これまで目立たなかったケンリー大学が、ついに輝く時がくるのかもしれない。ひとつの決着を予感させるシーズン4の詳細については、後日発表される(公式サイト)。

『ディビジョン2』はPC/PlayStation 4/Xbox One向けに販売中。PlayStation 5/Xbox Series X|Sとの後方互換もあり。PlayStation 4とPlayStation 5、Xbox OneとXbox Series X|Sとのクロスジェネレーションプレイにも対応する。