廃墟ガーデニングパズル『Cloud Gardens』Steam早期アクセス配信開始。朽ちた人工物と自然が織りなすアート
インディーデベロッパーのnoioは9月10日、廃墟をデザインするパズルゲーム『Cloud Gardens』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は820円。なお、9月17日までは40%オフの492円で購入することができる。
『Cloud Gardens』は、廃墟をデザインしながらガーデニングをするゲーム。ジオラマ風のステージに大小さまざまな朽ちた人工物を配置し、生命力あふれる植物を植え、自分だけの廃墟を作り上げていく。ステージ制のパズルを解くキャンペーンモードと、自由に遊べるサンドボックスモードの2つのゲームモードが搭載されている。
キャンペーンモードは、ステージごとに限られたオブジェクトを配置しながら、一定量の植物で廃墟を覆うことが目的となる。ゲームの流れとしては、まずステージに植物の種を植え、オブジェクトを配置しつつ植物を育て、実った花や果実を収穫して新たな種を得る。これを繰り返し、廃墟を植物で覆っていく。
植物は、付近にオブジェクトが配置されることで育つ。しかし、すでに生えている植物に触れる位置にオブジェクトを配置すると、植物が枯れてしまう。カメラを動かしてステージ全体をよく見渡し、オブジェクトや植物を適した位置に配置することが重要だ。
オブジェクトや植物にはそれぞれ特徴がある。大きく分けて、水平面に設置するものと垂直面に設置するものの2パターン。どちらにも設置できるものも存在する。植物の育ち方にもそれぞれ特徴があり、平面から上に向かって育つもの、壁や棒状のものに這うように育つものなどさまざま。場面に合わせて使い分け、オリジナルの廃墟を作り上げよう。
本作には、好きな時に起動できる保存機能が搭載されている。スクリーンショットに加え、自動でステージの周りをカメラがぐるりと一周する動画(MP4形式)の撮影にも対応。気に入ったシーンやステージクリアして次のレベルへ進む前など、好きなタイミングでオリジナルの廃墟アートを手軽に保存することができる。
サンドボックスモードでは、制約に縛られず自由に廃墟をデザインできる。配置するオブジェクトや植物だけでなく、ステージの大きさや種類、背景なども設定可能。サンドボックスモードで使用できるオブジェクトや植物は、キャンペーンモードを進めることでアンロックできる。
デベロッパーのnoioによると、正式リリースはおよそ3ヶ月後を目標としているようだ。プレイヤーからのフィードバックを集めて開発を進めていくという。今のところは、キャンペーンモードのチャプター数を増やすことや、UIの改善、シェア機能、新たな植物の成長メカニズムの追加などを予定しているそうだ。
『Cloud Gardens』は、Steamにて早期アクセス配信中。9月17日までは、セール価格の492円で購入可能。言葉に頼らない直感的な操作で遊ぶことができるため、英語が苦手な方でも楽しむことができるだろう。