Nintendo SwitchのDLゲームで「予約キャンセル」が可能に。一部地域で問題視されていた仕様にテコ入れ

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任天堂は9月1日、予約購入のシステムを新しくしたことを発表。その中で、予約購入したタイトルをキャンセルできる仕組みを導入したことを明らかにした。9月1日15時以降に予約購入したタイトルを対象に、配信7日前まではすでに買ったゲームの予約を取り消しできるようになる。

これまでは、Nintendo Switchのダウンロードゲームは、予約購入時にすぐに決済するシステムとなっていた。しかし新たな仕様においては、決済のタイミングはソフト配信日の7日前。たとえば、9月17日発売のタイトルをすでに予約購入をしていたとしても、9月10日までキャンセルできるということだ。事前のダウンロードについても、7日前になってから動き出すような仕組みになるだろう。

手順としては、「予約済み商品」の画面から「予約のキャンセル」ボタンを押すとキャンセルすることができるという。一方で、「予約済み商品」に表示されていない商品は、キャンセルできないとのこと。8月31日以前の予約は、すでにあらかじめダウンロードが開始されているため、予約キャンセル対象にならないとも発表されている。


Nintendo Switchにおいては、予約購入をすることで、すぐあらかじめダウンロードが開始され、予約キャンセルができないような仕様であった。この仕組みは、ノルウェーにて問題視されていた。数多くのプラットフォームが予約キャンセルに対応しているものの、ニンテンドーeショップは対応していないとし、EU法の違反をめぐってノルウェー消費者委員会が任天堂を訴訟。結果的には、フランクフルト地方裁判所は、消費者委員会の訴えを棄却。予約キャンセルできない仕様は、EU法にのっとったものであるとし、任天堂のポリシーは合法であると下していた(関連記事)。

一方で、予約購入がキャンセルできないことをめぐるトラブルは起こっていた。たとえば『幻影異聞録♯FE Encore』は、国内版とは異なり表現の変更が入っている海外版となる『Tokyo Mirage Sessions #FE』がベースとなっているにもかかわらず、国内版『幻影異聞録♯FE』のゲーム画面を宣伝広告に押し出していたとして、任天堂がユーザーに謝罪。予約購入のキャンセルを受け付けると発表していた。早期に予約受付を開始したものの、宣伝内容と実際の製品に差異が生まれるケースは、昨今のゲームにおいて少なくない。こうしたケースでは、予約キャンセルできないポリシーにのっとる場合、個別対応をする必要があり、対応がより大規模になる。ノルウェーでの一件の影響というよりは、今後のゲーム売買を見越した対応と言えるかもしれない。

なお繰り返すように、予約キャンセルができるのは9月1日15時以降に予約購入したタイトルが対象。キャンセルできる時期としては、配信から7日前までの間である。条件があるので、確認しておくべきだろう。

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