コーエーテクモゲームスは8月26日、『モンスターファーム2』移植版を2020年9月17日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/iOS/Androidで、価格は税込2820円。任天堂の情報番組「Nintendo Direct mini ソフトメーカーラインナップ 2020.8」内では、Nintendo Switch版の発売日が発表されたが、App Storeにも9月17日がリリース予定と表記されており、スマートフォン向けにも同日にリリースされるようだ。
『モンスターファーム2』はテクモが開発し、1999年に発売されたPlayStation用育成シミュレーションゲームである。本作の舞台は、モンスター同士を闘技場で戦わせるモンスターバトルが、世界的な人気を誇っている世界。国際モンスター協会に所属する新人ブリーダーの主人公は、育成助手のコルトと共にモンスターを育て上げ、ファームを運営。四大大会の制覇や最強のモンスター育成を目指し、モンスターのスケジュールを管理していくことになる。
モンスターには、ちからやかしこさといった各種ステータスが設定されており、ステータスをトレーニングによって強化。大会では、強化したステータスと技を使ってリアルタイムなバトルを繰り広げ、勝利するとモンスターの階級上昇や賞金が入手できる。また、モンスターには疲労やストレス、寿命といったパラメーターも用意されており、奥深いゲームバランスからシリーズ最高傑作とも呼ばれている。
移植版『モンスターファーム2』では、2019年にリリースされた移植版『モンスターファーム』同様に、オリジナル版のCDを再生してモンスターを再生する機能を含め、ハードウェアに合わせた変更が行われている。モンスターを再生する円盤石の再生は、CDではなくインターネットとデータベースを介した楽曲の検索により、モンスターを再生。対戦機能としては、他のプレイヤーが育てたモンスターをダウンロードして戦わせることができるほか、Joy-Conのおすそ分けによる対戦や大会モードも搭載。ゲームバランスの修正や調整も行われており、公式Twitterで募られた改善要望も一部ゲームに反映されている。
また、手動セーブスロット2枠に加えてオートセーブスロット1枠が搭載されているほか、追加のセーブスロットが別売りで購入可能。同プラットフォームの移植版『モンスターファーム』からは、石版再生によるモンスターの持ち込みにも対応している。なお石版再生ではモンスターの種類によっては別のモンスターに変わる場合もあるほか、プラットフォームごとにモンスターの再生方法も異なるそうだ。
『モンスターファーム2』移植版は、Nintendo Switch/iOS/Andorid向けに、税込2820円で2020年9月17日リリース予定だ。iOS/Android版では、事前登録も行われている。また、前作『モンスターファーム』移植版では、種族やパラメーター制限のない最強モンスターを決めるユーザー参加型トーナメント「第2回 FIMBA MASTERS CUP」のエントリーが現在受付中だ。