スタイリッシュ落書きアクション『Bomb Rush Cyberfunk』発表。長沼英樹氏が楽曲提供するなど『JSR』センス全開

Team Reptileは7月22日、3Dアクション『Bomb Rush Cyberfunk』を発表した。『ジェット セット ラジオ』シリーズを彷彿とさせる。

インディースタジオTeam Reptileは7月22日、3Dアクション『Bomb Rush Cyberfunk』を発表した。現時点での対応プラットフォームはPC(Steam)で、リリース時期は2021年以降を予定しているという。

『Bomb Rush Cyberfunk』はスタイリッシュな街を舞台に、ブースターパックを身につけた登場人物たちがグラフィティを描くアクションだ。チームから好きなキャラクターを選び、3Dで描かれたストリートを自由に飛びまわろう。めぼしい壁を見つけ、あちこちに自分の名前を描いて回ることが目的となる。各ステージは1日のある時刻を表した地区となっているらしく、多彩な表情の街並みを楽しむことができそうだ。


アクションとしてはグラインドやスライドのほか、ジャンプ・トリック・エアダッシュなどを用いて縦横無尽に都市を巡ることができるとのこと。街では一癖ある住民と交流することもあるようだ。落書きが目的であることから、ときには警官と対峙する場面もあるらしい。まだまだゲームプレイの詳細は不明ながら、スタイリッシュさに重点が置かれていることが垣間見える。

街中にグラフィティを描いて回るというコンセプトから、本作は2000年にセガ(現 セガゲームス)から発売された『ジェット セット ラジオ』シリーズを彷彿とさせる。同シリーズの音楽を手がけた長沼英樹氏も楽曲を提供していることから、その遺伝子は極めて色濃いといえるだろう。Team Reptileといえば『Lethal League』などのスタイリッシュで爽快なアクションゲームづくりで知られるスタジオ(関連記事)。同スタジオのグラフィカルなセンスがどのように活かされるか注目したいところだ。

『Bomb Rush Cyberfunk』はSteamにてPC向けに配信予定で、リリース時期は2021年。『Lethal League』はコンソール向けに展開されたことから、マルチプラットフォームでのリリースも期待できるかもしれない。

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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