『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』の販売は好調で、当初の想定を大きく上回った。シリーズの未来へ希望残す

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スクウェア・エニックスは8月20日、IRページにて今月8月6日に開催した「第1四半期決算説明会概要」を公開。その中で『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』の売上が、同社の期待を大幅に上回るものであったことを明らかにした(リンク先はPDF)。

2021年3月期 第1四半期は、HDゲーム事業が大幅な伸びを見せたスクウェア・エニックス。前年同期比に比べても大幅増収増益を見せ、341億円の売上高を記録した。4月10日に発売された『ファイナルファンタジーVII リメイク』の貢献が著しいという。そして『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』についても、第1四半期の好調を後押ししたようだ。具体的には、“「聖剣伝説 3 TRIALS of MANA」の販売は好調で、当初の想定を大きく上回っている”と言及されているのだ。

『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』は、今年4月24日に発売されたアクションRPG。スーパーファミコン向けに発売された『聖剣伝説3』を、Unreal Engine 4を用いてフルリメイクした作品だ。本作では、6 人のキャラクターの組み合わせによって物語の展開が変わる、トライアングルストーリーシステムを導入。新たにキャラクターボイスが収録され、パーティーメンバーによって会話パターンは変化。バトルシステムは再構築され、4段階の難易度選択や全回復機能、4種類のショートカットを登録できる便利機能も搭載されている。

人気作を丁寧かつ美しく再構築した『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』は、発売を前にして体験版をリリースしたり、その後体験版にて寄せられた意見をゲーム本編に取り入れたりと、ローンチにかけて丁寧な販促を実施。ゲーム内容についても、原作を尊重しながらも快適かつ美しくゲームを蘇らせており、アクションやシステム面も現代向けにブラッシュアップ。石化まで細かく描写するこだわりなどを含めて高く評価され、Steam版の評価は「非常に好評」となっている。


『聖剣伝説』シリーズが3Dでリメイクされたのはこれが初めてではない。スクウェア・エニックスは、『聖剣伝説2』のフルリメイク作品として『聖剣伝説2 シークレット オブ マナ』を2018年2月に発売。人気作を蘇らせたものの、グラフィック面に演出面、バランス面、バグの多さ(のちに修正)など複数の点で不評が寄せられており、Steam版のレビューステータスは賛否両論。メタスコアはPS4版が63、PC版が57。ややほろ苦い評価を受けることとなった。


『聖剣伝説2 シークレット オブ マナ』は、その後の業績報告でも名前があがっておらず、バグ修正などをしつつも、静かにフェードアウト。そう考えれば、『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』は2021年3月期 第1四半期の好調要因としてあげられ、さらに想定を大きく上回っているとコメントされたことは、なによりのお墨付きだと言えそうだ。

リメイクの成功により、『聖剣伝説』シリーズの未来は大きく広がった。躓きを繰り返しながらも、大きく前進を見せるシリーズの今後に注目が集まる。『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』は、PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)にて発売中。体験版も配信されている。

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