Sucker Punch Productionsは8月6日、『ゴースト・オブ・ツシマ』向けパッチ1.06を本日配信すると発表した。国内向けには、すでに配信が開始されている。1.05と比べても小規模であるが、遊びやすさが向上する嬉しいアップデートになっている。
今回のアップデートの目玉は、旅人の装束の機能向上。旅人の装束は、探索に特化した装具だ。着用時には地図上のマッピングの効率を上げるほか、物品が近くにあると反応するようになる。地図埋めを助け幅広い収集要素に対応する、探索には欠かせない防具だ。
これまでの旅人の装束の仕様はというと、強化時には最大60メートル範囲内に物品があると、DUAL SHOCK 4コントローラーが振動する仕組みだった。遠くに物品がある際には緩やかに、近くにあればあるほど振動の頻度が上がる形。今回のアップデートでは、振動する仕組みに加えて、ビジュアルとサウンドによって物品の場所がわかるようになったという。
実際にアップデート後に旅人の装束にて物品探索してみたが、近くに行くことで蛍のような緑の虫が飛び回るようになったことを確認した。。虫の挙動としては、それとなく物品の場所へと誘導するような動きが見られ、作中の黄金の鳥にも似た働きをしていると思われる。これまでの振動に加え、絵と音によっても探索ヒントが与えられるようになったわけだ。
【UPDATE 2020/8/6/11:50】
のぼり旗の鈴の音についての記述を削除(以前より鳴っていたため)
物品収集は本作の醍醐味であるものの、振動によるヒントは立体的な構造の場所ではヒントとしてはわかりづらいこともあり、やたらと右往左往させられることも多い。さらなるヒントを得られるようになる、便利なアップデートだと言える。
アップデートのそのほかの内容としては、1.05アップデートで追加された文字サイズの拡大が適用される箇所が追加。また特定のストーリーで真っ暗な画面になるバグ、鑓川にて詰んでしまうバグ、そのほか小さなバグやクラッシュの不具合が修正されたという。
旅人の装束の機能が向上し、便利になった小さなアップデート1.06。対馬探索がさらにはかどるだろう。『ゴースト・オブ・ツシマ』はPS4向けに発売中だ。