弊社アクティブゲーミングメディアのインディーゲームブランドPLAYISMは7月30日、『カニノケンカ -Fight Crab-』をSteamにて配信開始した。通常価格は1980円、8月6日までの期間は10%オフの1782円で購入できる。またNintendo Switch版が、開発元であるカラッパゲームス(ダウンロード版)およびマスティフ(パッケージ版)から8月20日に発売予定だ。
『カニノケンカ -Fight Crab-』は、カニとカニが掟に従い戦う3Dアクションゲームだ。本作の舞台は、カニが神から知性と不死の力を得た世界。不死のカニたちには銃も効かず、人間から武器を奪ったカニたちは、万物の長として君臨した。しかし、そんなカニたちにも抗えない甲殻の掟が存在した。「背を大地につけた者は負け」。本作は、最強のカニを目指し、相手をひっくり返そうと戦うカニの戦いである。
本作ではカニとなり、カニ同士の戦いを繰り広げる。互いに睨み合いながら足を動かして移動し、2本のハサミを使って相手に攻撃をしかけると、徐々にひっくり返りやすくなっていく。甲殻の掟に従い、3秒間相手をひっくり返せれば勝利だ。自前のハサミを使って戦うこともできるが、カタナ、エクスカニバー、ショットガン、蛇腹剣、ジェット、アザラシ、バイクといった48種類のさまざまな武器も使用可能。壁走りやハサミによる白刃取りなどのカニらしいテクニックも交えつつ、ズワイガニやタラバガニ、ロブスターなど23種類のカニたちによる最強を目指す戦いが描かれる。見た目のインパクトだけでなく、カニ同士の熱い戦いが展開されることも、本作の魅力だろう。
カニの騎士団が待ち受ける蟹卓の騎士、資本主義を支配したカニたちが店の一角で戦うスーパーマーケットなど、1人用のキャンペーンモードを搭載。オフラインでは、カニ初心者向けのチュートリアルと、1対1/2対2のバトルも用意されている。また、オンライン対戦では、相手のカニを待ちながらトレーニングやキャンペーンができる機能やランクマッチ、クロスプラットフォームでの対戦にも対応している。
本作を開発したのは、国内のインディーゲームデベロッパーカラッパゲームスである。カラッパゲームスは、これまで『NEO AQUARIUM』『ACE OF SEAFOOD』など、海産物をテーマにした作品を作り上げてきた個人開発者ぬっそ氏による法人。しかし同人ゲームサークルNussoftの頃から、中身は変わっていないそうだ。
またプラットフォームごとの違いとしては、Steam版が60fpsでの動作とVRoid Hub連携に対応。Nintendo Switch版は、解像度がTVモードで1440×810、50から30fpsの可変フレームレートで動作し、Joy-Conによるモーションコントロールに対応している。
『カニノケンカ -Fight Crab-』は、Steamにて通常版が1782円、サウンドトラック付きのDX Editionが2398円で販売中。また、Nintendo Switch版は8月20日に配信予定だ。