コーエーテクモゲームスは7月30日、等身大ライザフィギュアの商品化企画を発表した。価格は税込275万円。8月30日までに、10人以上の予約注文があった場合に商品化が決定し、2021年8月から順次発送されるそうだ。
等身大ライザフィギュア計画は、『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』の発表を記念して行われるWEBイベント「Rising ライザフェス!」のいち企画として実施される商品化企画だ。フィギアの制作は、東京ゲームショウ2019に展示されていた等身大ライザフィギュアの制作を手がけたワンダフルワークスが担当。画像を見る限り、『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』ではなく、『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』のライザをベースとした、東京ゲームショウ2019に展示されていたのと同じようなフィギアが、制作されるのだろう。
そもそも、なぜ東京ゲームショウ2019には等身大のフィギュアが展示されていたのか。ティザーサイト内に掲載されたインタビューによれば、ワンダフルワークスが太もものイラストを見て、同社の強みを活かした等身大フィギュアの企画書を、コーエーテクモゲームスへ送ったことがきっかけだったという。
フィギュア制作過程では、太もものボリュームをイラスト以上に溢れるようにしたほか、さまざまな隙間も見えるように制作。小物パーツには、透明な樹脂を使って中の液体も再現するなど、さまざまなこだわりが込められている。また量産にあたっては、ジャケットの組み立てに無理があり、壊れたり色落ちしてしまう恐れがあるため、ジャケットの改良を行ったものが販売されるようだ。なお、等身大フィギュアと並行して1/7フィギュアの制作していたそうで、同様のこだわりが1/7フィギュアでも再現されているという。
またWEBイベント「Rising ライザフェス!」として、『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』の新商品がガストショップ限定で販売されている。成長したライザとクラウディアが描かれた「特大タペストリー2020 type.ライザのアトリエ2」、フィーのシルエットを利用した「ライザのアトリエ2 キャンバストートバッグ」など、対象商品を一定額以上購入するとポストカードやマスクケースがもらえるほか、等身大パネルやパーカーなども抽選でもらえるそうだ。
「等身大ライザフィギュア」は、税込275万円で予約受付中。8月30日までの期間に、10人以上の注文があった場合に商品化される。また、前作から3年後が描かれる『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/Steam向けに今冬発売予定。同作については本日公式サイトの更新が行われ、ライザやクラウディア、謎の小動物フィーの情報も公開されている。