ダンジョンぶっこわしゲーム『ダンジョンクラッシャー きりたん』Steamにて8月13日早期アクセス開始へ。きりたんがずん子になったり、ずんだ餅と戦う


個人開発者のかいふ氏は7月23日、『ダンジョンクラッシャー きりたん』の早期アクセスを、2020年8月13日13時に開始すると発表した。対応プラットフォームはSteam。早期アクセス開始時には、セールも予定されているそうだ。

『ダンジョンクラッシャー きりたん』は、東北きりたんを操作してステージを破壊しながらクリアを目指す、ダンジョンぶっ壊しゲームである。主人公の東北きりたんは、VOICEROIDとしても活躍中の、姉の東北ずん子やゲームが好きな女の子。ずんだ餅や巨大ずんだ餅が襲ってくるポクセル風の世界を、ピッケルを手に入れたり、姉の東北ずん子になったりしながら、攻略していく。

きりたんの操作は、基本的に移動だけで行う。移動先にブロックがある場合、それがきりたんから1ブロックの高さなら飛び乗り、それ以上の高さならきりたんから1ブロック高い位置のブロックを破壊しようとする。また、きりたんは木箱やタルを素手で破壊でき、ステージ中にピッケルを手に入れると、より硬い材質のものも破壊可能になる。こうしたきりたんの性質を踏まえて、どのブロックを壊して、どのように進んでいくのか、攻略ルートに頭を悩ませるゲームプレイが本作の魅力だろう。


ステージは、どこかに設置されたゴールを目指す探索ステージと、巨大ずんだ餅と戦うボスステージの2種類。本作では、きりたんが動くと相手も動くターン制のシステムが採用されており、ボスステージではタルや木箱、壁といったステージを破壊すると巨大ずんだ餅にダメージが入る。また、アイテムのずんだ餅を食べると、きりたんが姉の東北ずん子へ変身。きりたんがずん子になると、高さ1のブロックがあっても飛び乗らなくなり、目の前のブロックを破壊して直進する。さらに、ずんだ餅を食べたあとは、ゲージを使ってきりたんとずん子が切り替えられる。

性質の違うキャラクターを切り替えたり、行動パターンを見極めてずんだ餅を無傷で倒したり、巨大ずんだ餅から逃げつつダメージを与えたりなど、考えながら攻略を進めていく。視点を切り替えられるほか、ステージ外のエリアマップも同じシステムで探索可能でき、可愛らしいドットで構築されたポクセル風のビジュアルも本作の特徴となっている。

本作を開発しているのは、東北三姉妹がカニと戦うTD『きりたんvsカニたん -ずんだもちを防衛せよ!-』を2020年2月にSteamでリリースした個人開発者のかいふ氏だ。本作のピクセルアートおよびデザインは、手巻氏が担当。6月にSteamで開催された「Steam Game Festival: Summer Edition」では本作の体験版が公開されていた。早期アクセス配信時には地面が崩れるギミックもある砂漠や、木々が赤く染まった和風のステージも追加されているそうだ。また、本作は東北ずん子データ販売ライセンスを契約し、正規ライセンスの元に開発が進められている二次創作作品となる。

『ダンジョンクラッシャー きりたん』は、2020年8月13日13時にSteamにて早期アクセス開始予定だ。