Epic Gamesストアにて、『Next Up Hero』と『Tacoma』の無料配布が開始されている。『Tacoma』は日本語字幕とインターフェースに対応している。Epic Gamesストアにログインしゲームを入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能。配布期間は7月30日23時59分までとなっている。
『Next Up Hero』は手描き風の2頭身キャラクターが活躍するダンジョン探索アクションだ。好きなヒーローを選んで斬撃や銃撃、ブーメランなどを使いこなそう。ステータスを最大限に育成したら「Ceaseless Dirge」と呼ばれる強力な敵に立ち向かうのだ。本作では、いちど倒れたヒーローは永遠に戻ってこない。その代わり「エコー」いうNPCとなって次のプレイヤーのもとについてきてくれる。死ねば死ぬほど、最大で20人ものAIキャラクターを連れ歩くことが可能だ。なお、オンラインCo-opにも対応している。
また本作では自分で自由にダンジョンを生成することもできる。「森」や「溶岩」、「簡単」から「ハード」まで好きな要素やレベルを組み合わせ、コミュニティに挑戦してみよう。探索者側がダンジョンを踏破すればレアアイテムがドロップされる。逆に彼らが全滅すれば、お宝はダンジョン作成者のものとなるのだ。なお本作にはマイクロソフトの配信プラットフォームMixerと連携した機能があったが、Mixerは今月22日をもってサービスを終了しているため注意が必要だ(関連記事)。
『Tacoma』は2088年を舞台としたSFアドベンチャーで、開発は『Gone Home』を手がけたインディースタジオFullbright。プレイヤーは見捨てられた宇宙ステーション「タコマ」に調査官として降り立ち、そこで起きた出来事の謎に迫る。かつて6人のクルーが働いていたステーションで、残されたメモなどの手がかりを集めて何が起きたのかを探るのだ。断片的な情報から乗組員たちが抱えていた人間関係や葛藤が浮き彫りになり、閉鎖空間での群像劇を垣間見ることになるだろう。
タコマの内部ではすべての人の行動が先端監視システムで記録されているため、当時彼ら・彼女らがどんな会話や行動をしていたかを目の前で再生することができる。任意のタイミングで早送り・巻き戻しを使いこなし、多角的なな視点で現場を検証していこう。同じシーンでも、異なる角度で確認することで予期せぬ意味が浮かび上がることもある。さまざまに枝分かれしながら収束していくドラマを見つめ、ここで何が起きたのかを解き明かすのだ(関連記事)。
なお次回の配布予定はローグライトアクション『20XX』、一人称視点ローグライク『Barony』、そしてドット絵アドベンチャー『スキタイのムスメ:音響的冒険劇』の3本立てとなるようだ。期間は7月31日から8月7日までとのこと。
『Next Up Hero』および『Tacoma』は7月30日23時59分まで無料配布中だ。この機会にぜひ手に入れておこう。