オープンワールド・アクションRPG『原神』PC/スマホ版が2020年10月までに、リリースへ。PS4/Switch版は、決定次第告知
中国のゲーム開発会社miHoYoは7月22日、『原神(genshin impact)』を2020年10月までにリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC/iOS/Android。日本語にも対応している。なお、本作はPlayStation 4/Nintendo Switch版のリリースも予定されているが、詳細なリリース予定も含めて、決定次第Twitterおよび公式サイトで告知されるそうだ。
『原神』は、キャラクターの切り替えや、崖登りや滑空といったアクションを使って冒険する3DアクションRPGだ。主人公は、いくつもの世界を渡ってきた旅人。双子の兄、あるいは妹と共に旅をしてきたが、ある時天理の調停者を名乗る神が彼らの目の前に現れ、片方は神に連れ去られ、もう片方は力を失ってしまう。
力を失った旅人は自体を突き止めるため、かつて神に信仰を捧げ、人間が元素を操る力を手に入れた世界「テイワット」を冒険。湖に囲まれた自由の城モンド、オリエンタルな港町璃月といったさまざまなロケーションを巡り、調停者と再び対峙することになるのだろう。
テイワットには、風や火、水や雷など7つの元素が存在し、力を失った主人公も含めて、本作のキャラクターたちはそれぞれ元素が操れる。元素を使うと、水に濡れた敵に火を使って蒸発を起こしたり、燃えた敵に風を使って周囲へ炎を拡散させたり、雷と氷を使って超電導を起こしたりといった反応が起こる。キャラクターには、それぞれ元素やスキルが設定されているので、地形の利用やキャラクターの切り替えにより、複数の元素を使うことで有利に戦闘が進められる仕組みだ。
可愛らしく表現されたアニメ調のキャラクターたちや、カットシーンでの迫力のある演出、幻想的なテイワットの世界も本作の魅力だろう。キャラクターたちは、ストーリー上で仲間になるキャラクターもいるものの、ファイナルCBTではいわゆるガチャが採用されており、ガチャを通して仲間になるキャラクターもいたようだ。またフィールド上には、宝箱やボスが待ち受けていることもあり、前述の元素や崖をよじ登るアクション、高所からの滑空も活用しながら、冒険を繰り広げていく。マルチプレイにも対応し、一緒に冒険をしたり、ダンジョンを攻略することができる。
本作を開発しているmiHoYoは、iOS/Android向けに配信中の3DアクションRPG『崩壊3rd』などをリリースしてきた中国のゲーム開発会社。『崩壊3rd』では、本作と同様のアニメ調のキャラクターたちや、アクションから高評価を得ている。そうしたエッセンスは本作にも受け継がれていることだろう。また、本作のBGMが公式YouTubeチャンネルで公開されている。
『原神』PC/iOS/Android版は、2020年10月までにリリース予定。PlayStation 4/Nintendo Switch版は、決定次第告知予定だ。