物理演算手術シミュ『Surgeon Simulator 2』8月27日にEpic Gamesストアにて配信へ。レベルエディターを搭載し、マルチプレイにも対応する続編


イギリス・ロンドンのインディーゲームスタジオBossa Studiosは7月16日、『Surgeon Simulator 2(サージェンシミュレーター2)』を8月27日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)。価格は通常版2580円で、デラックス版4180円。同ストアでの事前購入特典には、8月7日から9日までの期間に開催されるクローズドβテストへの参加権も含まれている。

『Surgeon Simulator 2』は、Bossa Studiosが開発し、2013年にリリースされた物理演算手術シミュレーター『Surgeon Simulator』の続編である。前作『Surgeon Simulator』におけるプレイヤーは、移植手術へ挑む外科医。手術室では、麻酔のかけられた患者が外科医を待っているので、まずはメスやハンマーといった医療器具を使用して、手術の邪魔になる肋骨などを粉砕。手術とは関連のない臓器も手づかみで摘出し、必要な新しい臓器を取り付け、患者が死なないうちに手術を終わらせると、手術は成功となる。

前作では、指を個別に動かせるシステムによるもどかしい操作と、物理演算を使った人命の軽い手術が笑いを生んでいたが、『Surgeon Simulator 2』では物理エンジンが強化され前作の倍の混乱がもたされるとのこと。前作同様のやりごたえのあるゲームプレイと、物理演算によるカオスが展開されそうだ。


また、本作では4人までのオンラインマルチプレイにも対応し、協力して手術へ挑めるほか、オンライン対応のレベルエディター「Bossa Labs作成モード」も搭載されている。Bossa Labs作成モードでは、手術チャレンジの作成や手術室の模様替えから、ボーリング場、ディスコルーム、迷宮、大雑把なバスケットコートなど、手術とあまり関係のないものまで作成可能。オンラインで手術チャレンジを競うことや、新しいゲームプレイのルールも自由に作りだせるという。なお、Bossa Labsは開発チームがゲーム開発に使っているツールで、直感的かつ簡単に扱えるそうだ。


本作を手がけるBossa Studiosは、『Surgeon Simulator』以外に、パンになるゲーム『I Am Bread』をリリースしているイギリスのインディーゲームスタジオ。同スタジオでは、2021年のリリースを目指し、金魚鉢に入った魚になるゲーム『I Am Fish』の開発も進められている。

『Surgeon Simulator 2』は、Epic Gamesストアにて、通常版2580円、シーズンパスや衣装が付属するデラックス版が4180円で、8月27日発売予定だ。