『ボンバーマン』シリーズ最新作『SUPER BOMBERMAN R ONLINE』発表。ボンバーワン目指して64人バトルロイヤル

コナミデジタルエンタテインメントは7月15日、Googleが提供するクラウドゲーミングサービス「Stadia」への参入を発表。提供タイトル第一弾として、『ボンバーマン』シリーズの最新作『SUPER BOMBERMAN R ONLINE』を配信する。

コナミデジタルエンタテインメントは7月15日、Googleが提供するクラウドゲーミングサービス「Stadia」への参入を発表。提供タイトル第一弾として、『ボンバーマン』シリーズの最新作『SUPER BOMBERMAN R ONLINE』を今秋配信開始する。なお、これはStadiaの最新情報を届ける「Stadia Connect」の中でも発表されており、本作は「First on Stadia」つまりStadia先行配信となることが明らかになっている。
【UPDATE 2020/7/15 12:10】
配信時期について、修正しました。

『SUPER BOMBERMAN R ONLINE』は、Nintendo Switchのローンチタイトルでもあった『スーパーボンバーマン R』をベースにしたシリーズ最新作だ。新たなゲームモードとして、64人での大規模オンライン対戦を楽しめる「Battle 64」モードを収録する。ひとつのエリア内で64人がひしめき合って対戦するわけではなく、複数の通常サイズのエリアに分散する形となっている。

各エリアはゲートで接続されており、隣のエリアのバトルに乱入することができる。このゲートは通常は閉じており、あるタイミングでオープン。そしてカウントダウンが開始し、ゼロになってゲートがふたたび閉じる前に、隣接するエリアへと向かわなければ脱落してしまうというルールだ。そうして徐々に64人のプレイヤーたちが交わり合っていき、バトルにて最後のひとり「ボンバーワン」になることを目指す。

プレイヤーキャラクターであるボンバーマンや、扱う爆弾はカスタマイズが可能。爆弾は外観だけでなく、爆風も独自のスタイルの見た目に変わるため、多人数対戦において個性を出すためにはこだわりたいところだろう。また、Stadia向けならではの特徴としては「Crowd Play」への対応が挙げられる。これは、YouTubeにて本作の実況配信を視聴中に、そのページにあるボタンをクリックするだけで、同じセッションにすぐに参加できる機能である。

Stadiaは、Googleのサーバーにて実行するゲームを、ユーザーのPCやスマホにて楽しめるクラウドゲーミングサービス。現在は欧米14か国にて提供されている。コナミは、マルチデバイス・マルチゲームデザイン展開や、新技術への取り組みを積極的におこなってきたことから、Stadiaに参入することで、これまで同社タイトルを届けることができていなかったユーザーにも、新たに手に取ってもらう機会にしていきたいとしている。

『SUPER BOMBERMAN R ONLINE』については、冒頭で述べたとおりStadia先行配信タイトルとされているため、今後PCやコンソール向けに移植される可能性がありそうだ。Stadiaの日本での提供開始時期を含め、続報に期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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