2Dアクションゲーム『不思議な夢の海のとばり』Steam版7月18日リリースへ。多彩な魔法を使って進む、不思議な海の冒険

Sekai Projectは7月9日、『不思議な夢の海のとばり』Steam版を7月18日にリリースすると発表した。敵から手に入れた魔法を使い、ステージをクリアしていく2Dアクションゲーム

Sekai Projectは7月9日、『不思議な夢の海のとばり(Tobari 2: Dream Ocean)』Steam版を7月18日にリリースすると発表した。本作は、2018年末に完成版が頒布された作品で、BOOTH/DMM GAMESでもDL版が配信中。Steam版の価格は明かされていないが、BOOTHでの価格は1500円となっている。またSteam版では、従来の日本語にくわえて英語へのローカライズも行われている。

『不思議な夢の海のとばり』は、敵から手に入れた魔法を使い、ステージをクリアしていく2Dアクションゲームである。主人公のとばりは、魔法を使える少女。彼女は、夏休みを利用して海へ遊びに来ていたのだが、その日の夜に夢の中で助けを求める声と遭遇。声の主から託された腕輪に導かれ、不思議な海を舞台にした一夏の冒険が幕を開ける。


とばりの使える魔法は、魔法の杖を使って誰かを叩くと、相手の魔力を魔法に変えられるもの。杖で敵を殴ると、相手に応じた能力が手に入るので、この力を使ってステージを進んでいくわけだ。火球を飛ばすファイア、雷を落とすサンダーといった基本的なものから、跳ねて転がる球体を展開するボール、水面に浮かべるホバーといった特殊なものまで、30種類以上の魔法が登場。ステージ上には、炎を使って燃やすギミックや、水で消火しながら進んでいく仕掛けも用意されており、魔法を使ったアクションが展開される。また一度に保持できる魔法は2つまでなので、魔法を取捨するようなシチュエーションや、杖を持っていたほうが有利な局面も存在する。

6つのワールドに用意された48以上のステージには、星のかけらという収集要素も搭載。1ステージあたりは短く、奈落の底に落下しても即死しなくなるエンジョイモードも用意されているため、本編クリアまでは安心して遊べるだろう。また、本編クリア後には、本作のシステムを踏まえた攻略と、2Dアクションのスキルが求められる高難易度のおまけステージも用意されている。

本作を手がけたのは、国内のゲーム制作サークルですのや☆。同サークルはですNO氏が代表を務め、本作の前作にあたる『不思議な月の夜のとばり』や、Nintendo Switch版もリリースされている東方二次創作2Dアクションパズル『まりさとアリスのトラップタワー』など、ACTやSTGを中心に多数の作品を開発。本作のシステムをベースにした高難易度な2Dアクション『YURUHUWA SOULS II』を含めたフリーゲームも公開されている。また次回作として、アクションRPGやカードRPGを現在開発しているそうだ。

『不思議な夢の海のとばり』Steam版は、7月18日にリリース予定となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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