東方二次創作2DダンジョンRPG『東方の迷宮 -幻想郷と天貫の大樹-』PS4/Switch向けに7月16日発売へ。同時発生した異変を解決するべく、12人のPTで大樹の迷宮へ


国内のインディーゲームパブリッシャーPhoenixxは7月10日、『東方の迷宮 -幻想郷と天貫の大樹-』を7月16日に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Nintendo Switch。価格は税込5280円で、ダウンロード販売が予定されている。


『東方の迷宮 -幻想郷と天貫の大樹-』は、上海アリス幻樂団のZUN氏が手がける「東方Project」を原作とした、東方二次創作2DダンジョンRPGである。本作の舞台は、ある日唐突に大樹が現れた幻想郷。神剣「天叢雲剣」の紛失事件や、他の異変も同時発生しており、異変を解決するべく大樹の中に待ち受ける迷宮へ挑む。


博麗霊夢や霧雨魔理沙、魂魄妖夢、古明地こいしなど、東方Projectのキャラクターたちが50人以上登場し、彼女たちの中から最大12人のパーティーを編成。数十層からなる迷宮と無限に続くランダムダンジョンへ潜り、実際に戦う前衛4人と控え8人の交代や戦術を組み立て、100以上のさまざまなボスと戦いを繰り広げる。

強化アイテム、レベルアップボーナス、お金による強化、スキルの習得、サブクラスによるカスタマイズなど、豊富なキャラクター育成要素が搭載されており、好きなキャラクターにリソース注ぎ込むことも可能。パーティーに編成しているメンバーだけでなく、幻想郷で待っている仲間にも経験値が入るため、ボスの特性など状況に応じて気軽にパーティーメンバーの入れ替えができる。また、想定時間プレイ時間30時間から120時間だというボリュームや、プレイしがいのあるゲームプレイも本作の魅力だろう。


本作は、同人ゲームサークル偽英国紳士団が開発し、2013年8月に頒布された『東方の迷宮2-幻想郷と天貫の大樹-』と、2016年12月に頒布された同作のアップデートディスク『 東方の迷宮2 プラスディスク』をベースにしたもの。

移植は、同人ゲームサークルCUBETYPEの協力も得て行われており、HD画質へのパワーアップやキャラクターの立ち絵の修正により画面が綺麗に。ダンジョン内での移動速度1.5倍、経験値上昇アイテムなどの効果増、連戦ボーナスの上昇といった調整も行われており、より快適にプレイできるようになっているそうだ。またPC版に向けて、同様の調整を行ったパッチが配布予定だという。


本作を手がけた偽英国紳士団は、3ペソ氏による個人サークル。同サークルでは、東方二次創作ハクスラ系アクションRPG『幻想紀行』をCUBUTYPEと協力して制作を進めているほか、『東方の迷宮3(仮題)』の制作も行っているそうだ。『東方の迷宮 -幻想郷と天貫の大樹-』は、PlayStation 4/Nintendo Switch向けとして、7月16日に5280円で発売予定だ。