移植版『モンスターファーム2』正式発表、2020年秋にSwitch/iOS/Android向けとして配信へ。新人ブリーダーとしてモンスターを育てる傑作SLG
コーエーテクモゲームスは7月9日、『モンスターファーム2』の移植を正式発表した。移植版の対応プラットフォームは、Nintendo Switch/iOS/Android。2020年秋の配信が予定されており、価格は税込2820円となる予定。オリジナル版の『モンスターファーム2』をベースに、新要素を加えたものになるという。
『モンスターファーム2』は、1999年2月にテクモがPlayStation用ソフトとしてリリースした、育成シミュレーションゲームである。本作の舞台はモンスターが存在し、ブリーダーが育てたモンスターたちを戦わせるモンスターバトルが、世界中で人気を集めている世界。新人ブリーダーの主人公は、助手のコルトと出会い、より強いモンスターの育成を目指すことに。
ブリーダーとして育てるモンスターは、円盤石の再生や合成などによって入手する。トレーニングによってモンスターを強く成長させたり、ストレスや疲労を管理したり、毎週のスケジュールを組んでモンスターを育成。大会で他のモンスターとのバトルに勝ち抜き、四大大会を制覇することが最終的な目標となる。多種多様なモンスターたちや、育成シミュレーションゲームとしての奥深いシステムから、傑作とも評される作品だ。
移植版『モンスターファーム2』では、再現された円盤石再生機能やミニゲーム「アルバイト」も含め、原作の楽しさはそのまま。2019年にリリースされた移植版『モンスターファーム』同様、ほかのプレイヤーが育成したモンスターをダウンロードし、育てたモンスターと対戦させられる機能や、円盤石再生によって出現するモンスターの追加も実施。一部の修正や調整も実施されており、公式Twitterでシリーズファンから募集した改善内容の一部も反映されたことで、更に快適に遊べるようになっているという。
移植版『モンスターファーム』からのモンスターの引継ぎにも対応している(同プラットフォーム間のみ)。また追加コンテンツとして別売りの追加セーブスロットが単品120円、12枠セット980円で販売予定。なお、本体購入時には手動セーブ2枠と、オートセーブ1枠が用意されている。
移植版の発売決定を記念したキャンペーン「このCDから生まれてほしいモンスター大募集!」が7月9日から7月27日の期間限定で開催されている。同キャンペーンは、アーティスト名やタイトルと、CDから生成されるモンスターの組み合わせを募集するもの。特設サイト上から楽曲を検索し、モンスターの種族を選択。CDからそのモンスターが生まれて欲しい理由を自由に記入して、応募できる。期間内に投稿されたアイデアは、実際にゲーム内へ採用されることもあるそうだ。移植版『モンスターファーム2』は、2020年秋にNintendo Switch/iOS/Android向けとして税込2820円で配信予定だ。