配信サービス「ツイキャス」に画面共有機能が追加。PCブラウザから、PCの画面を配信可能に
モイ株式会社は7月8日、「ツイキャス」にて画面共有配信機能を、PC向けに公開した。対応ブラウザは、Google Chrome/Firefox/Microsoft Edge(バージョン 80以降)。PCブラウザ上のブラウザ配信ページから、配信モードを画面共有に切り替えると、画面共有配信が行えるという。
「ツイキャス」は、モイ株式会社がiOS/Android/PC向けにサービス中の、専用アプリを使ったカメラ配信やゲーム配信、OBS Studio(Open Broadcaster Software Studio)での配信などに対応したライブ配信サービスだ。
今回追加された画面共有配信は、対応ブラウザを使ってPCの画面をそのまま共有し、ライブ配信できるPCブラウザ用の新モード。OBS Studioなど他のソフトウェアを使用せずとも、簡単に誰かと画面が共有できるようになり、視聴者とWebサイトを一緒にみたり、動画やイラストを共に楽しめるようになるという。共有画面は、Full HDに対応。オンライン授業や資料紹介、映像コンテンツの配信、お絵かき配信が利用想定シーンとして挙げられており、細かな文字も識別できる画質で配信できるそうだ。
画面共有配信を利用するには、まずPCブラウザからツイキャスのトップページへアクセス。ログインした状態でブラウザ配信ページへ飛ぶと、配信画面下部の配信モードへ、ラジオおよびカメラと並んで新たに画面共有が追加されている。配信モードを画面共有に切り替えると、ブラウザ以外のソフトウェアを使うことなく、PCの画面が配信できるわけだ。また、画面共有配信は、有料ライブ機能であるプレミア配信にも対応しているという。「ツイキャス」の画面共有機能は、すでに配信中だ。
【UPDATE 2020/7/8 14:15】
画面共有機能を使用した配信でのフレームレートについて、弊誌から問い合わせたところ、SD画質では30fps動作するという。フルHDでは安定性を優先するため15fps程度となっており、スライドの共有や動きの少ないアドベンチャーゲーム向けになっているそうだ。